5月23日(月) 中学校の時の美術の先生『関根哲男先生』の個展が開催されている高柳町(柏崎市)の
『グルグルハウス高柳』へ鑑賞に出掛けた。
あいにくの雨模様だったが、建物の中での展示だったので、ゆっくり鑑賞できた。
タイトル『原生2021』
板?の上に布を貼り付け、縄を結び、泥を塗り、絵の具を塗り、さらに焼く。
最近の先生の作品は、縄を使うことが多いようだ。
これだけの数を制作するのは、相当な時間を要するであろうが…
1942年生まれの先生は、今年80歳。
もの凄い制作意欲とエネルギーを感じる。
もうね、圧倒される作品の数々でした。
こちらの作品は、タイトル『原生2021』
タイトルを考えるのが面倒なのか、全ての作品タイトルは『原生』です。
こちらの作品も、縄を多く使ってあります。
ジーンズを貼り付け、破いたり裂いたり、絵の具を塗ったり…
ポリトレーを貼り付けて、バーナーで溶かしてみたり。
いろんな色のジーンズを使い、いろんな形に貼り付けて…
破いたところを焼いてみたり。
ポリトレーの中に見える写真は… ウイルス?
もしかして、コロナウイルスなのかな?
これだけのものを制作するには、いったいどれだけの時間が掛かっているのだろう?
こちらの作品は、タイトル『原生2022』今年の新作。
布を折り、重ね、貼り付け、焼き…
真ん中にはお札。
円を描くように…
ギャラリーの方からコーヒーをご馳走になって、
昔の個展の写真やら、大地の芸術祭の作品の制作過程の写真やら、
いろいろな資料も、見せてもらいながら、
ゆっくり1時間ほど鑑賞してきました。
外には、大地の芸術祭の作品『赤ふん少年』と同じ作品も展示されています。
赤い火の作品は、タイトル『炎』
まだまだ新作を制作するであろう関根哲男先生の、次回作に期待しつつ、
巨大なエネルギーに触れ、刺激をもらった hf-matsu No.2 なのでした。