今日、『鼓童』 の公演を見て来ました
今日は、出雲崎町の 『文化芸術鑑賞会』 として
『鼓童』 の交流公演が、町民体育館であったのですよ
たぶん主体は、小・中学生なのでしょうが、一般の方もぜひおいでください!
ということでしたので、以前から一度、生で鼓童の太鼓を聴いてみたいと思ってたので
これは、またとないチャンスだ!! と思い、行ってきました
けっこう一般の方も大勢行ってましたね
今や、世界的に活躍している 『鼓童』 が出雲崎にやってくるということで
みなさん関心があったのでしょうね
私の記憶が確かなら、以前一回だけ生で見たことがあると思うんですよ
何年か前、私が中学校のPTA役員をしていた頃、新潟で 『いじめ撲滅集会』 なるものがあって
それに行ってほしいと言われ、しかたないなと思いつつ行った、その集会のアトラクションが
確か 鼓童 だったと思うんです。
その時、「すごい」 と思ったんです
なんか、今までの 和太鼓のイメージを覆すような、すごいパフォーマンスで、圧倒されました
それ以来、いつかちゃんとした公演を見てみたいと、ずっと思っていました。
今日の公演も、とってもバラエティに富んでいて、観客を飽きさせない演目でした。
なにせ、小学校1年生からいるわけですから、その子達を飽きさせないって、なかなか大変なことですよ
最初の2曲は、全員 (7名) で合奏。
もう、のっけからすばらしく、内臓に響くような音の連続に圧倒されました
そして1人づつ自己紹介をして、次はちょっと変った演奏。
木魚と鐘と、うちわ太鼓の、ちょっとコミカルな動きの曲で、ちびっこ達に大うけでした
次が、オリジナルの歌と、竪琴の静かな演奏。 途中から、笛と三味線も加わり、なんとなくおごそかな感じ。
こんなこともするんですね
そして女性3人が、黒いドレスに着替え、歌ったり踊ったりして太鼓を叩く演奏。
なんだか幻想的な感じでしたね。
そして、小さな太鼓三台による演奏。
最初は、聴力検査じゃないかと思うほど小さな音でしたが、それが徐々に大きくなり
体育館全体をつんざくような音になり、そして、叩く場所により音色も変り
太鼓によって、音の高低も違い、「太鼓ってこんなにいろんな音が出せるんだよ」
というのを、聴かせてもらいました。
その後、今度は実際に叩いてもらいましょう
ということで、中学生の希望者16人による、即興指導演奏。
さすがは中学生。 覚えが早い
こうやってと言われたことが、すぐできる
そして、観客も手拍子で参加して、大盛り上がりの合奏が響き渡りました。
さすが鼓童だな~ って思いました。
みんなを乗せる、楽しくさせるのが、すっごくうまいんですね~
ほんとに楽しかったです
そして、フィナーレに近づく頃、ステージ横に、でん と置いてあった大太鼓が中央に運びこまれると
会場が、ざわめきました。
大太鼓の演奏。 男性の奏者が1人で、10分以上、延々と演奏し続けるのです。
ときには静かに、ときには早く、そしてものすごい大きさで、力強く
会場全体、息を飲んでいました。
あまりのエネルギッシュな演奏に、みんな圧倒されていました
例えて言うならば、花火大会の 『大スターマイン』 のようでした。
連打が、下から打ちあがる花火で、上では大きい花火がドーンドーンと炸裂する感じ。
そして、もう終わったのかと思いきや、いやいやまだ上がるぞ みたいな・・・。
いや~、すごかったです
もの凄い腕の筋肉ですね。 凄まじい体力ですね
そして終わった後、会場からは、割れんばかりの拍手喝采でした
そしてその方は、休む間もなく、すぐ次の曲へ・・・・・。
それがまた座って足を伸ばし、体をななめにする、いわゆるずーっと腹筋に力を入れている状態で叩くのです。
つらいだろうな~! よくできるよな~って、もうびっくりの連続でした。
最後にもう1曲アンコール曲をやり、観客もずっと手拍子して、大盛況のうちに終わりました。
帰りに、出口でメンバーがお見送りしてくださったので、握手してきました。
大太鼓奏者の方、全身から、汗が流れ落ちていました。
本当にすばらしい演奏でした
きっと、今日見に行った人たちは、み~んな 鼓童 の大ファンになったことと思います
メンバーの皆様、お疲れ様でした。
すばらしい演奏を、ありがとうございました