根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

友情

2010-07-17 20:27:58 | エッセイ、コラム
先日はご縁があり、母校の校長と事務方の長の方と食事をする機会に恵まれました。
何でも私がお世話になっている神父さまの同級生になるのだとか。
今回は東京の学校の視察のための上京との事。
校長先生が気を利かせて当時の私の担任に連絡をとってもくれ、電話でお話しもさせて貰いました。

長崎にいた頃は、あぁツマンネ、早く東京に行きたい、としか思ってしかなく、さして面白いとも思わず過ごした高校時代でしたが、それでも全然楽しくなかったかと言えばそうでもなく、すっかり忘れていた様々な想い出が去来したり。

目上の大先輩に当たる方に失礼のないようにするのにちょっと気も遣いましたが、まぁ、幼少期より大人の中で過ごしたもので、同年代の人間よりも年上の方と話している方が私には楽でもあり接し方も慣れてもいます。
更に体育会系の大学を卒業し、学生生活の中でそういう作法も仕込まれていたので、特に問題もなし。
神父さまを始め皆が上機嫌でありました。
他の信者には絶対に見せない少年のような顔をして、もの凄くリラックスされていた神父さまが非常に印象的でもありました。
普段は苦虫を噛み潰したような顔をしているので、そのギャップに人の上に立つ者の孤独感をみたり。
神父さまから我が母校の重鎮で彼の親友のお二人を品川までキチンとお送りするように私に頼むもので、特に急ぎの用事も無かった事もあり、言われた通りにする私。
と言うか断れません!!

それで、電車の中で彼らとポツポツと世間話し。

帰り際

「アイツ(神父さま)の事宜しく頼んだぞ」

とお世話になっているのは私の方なのにお願いもされました。
人を使い捨てにするのが普通の都会で、しかも現代社会の中にあっても、まだ故郷の長崎には、そういうあったかい何物にも代え難い「友情」が息づいているのだなっとも思ったり。

今年の夏は気が向いたらフラッと青春18切符でも使って帰省でもしてみるかなぁ…。

今の自分の目に長崎の山や海や空がどう映るんだろう…。

ちょっと里心…。

写真はそんな色んな事を考えながら、帰りの電車を待っていた井の頭線の渋谷の駅の様子。

オヤスミ!!

2010-07-17 12:32:46 | エッセイ、コラム
何でも梅雨が明けたそうで、暑気順応で午前中は空調を切り、汗をかきながら、隣家の猫と戯れ、洗濯に勤しんでいましたが、昼ご飯を食べるとお腹がくちくなり眠気が…仕方がないので、シェスタに入ります。
部屋にエアコンがあるって何て楽なんでしょう!!
オヤスミ~!!!