根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

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2010-04-19 23:32:12 | エッセイ、コラム

先週はとある美術会の展覧会に行ってきました。

思っていたより規模が大きく、様々な作家さんのものが、展示されていたため、私はすっかり疲れてしまいました。
タイトルと作品から、作家さんの意図を理解するのはとても頭を使うのです。
楽しい作業ですけどね…。

その日は天気が悪く平日でもあったために美術館全体も閑散としていました。

お茶をしようと思い、併設のレストランをのぞくと、生憎ついさっきランチ&ティ・タイムが終わったみたいで、ディナー・タイムに移行していました。
でも私は珈琲がどうしても飲みたく、店員におずおずと

「あのー、ちょっと飲み物だけお願いしたいのですが、難しいですか?」

と交渉してみました。
高そうなお店だし、断られるのは承知の上です。
実際断られると思っていました。

すると対応してくれた支配人らしき方が

「ご覧の通り、今日は空いていますので、どうぞ」

っとニコやかにあっさりと入店許可。
無邪気に喜ぶ私、その表情をみて店員の方も嬉しくなったのか、お好きな席にお座り下さいっとまで言ってくれました。
席に着きオーダーを済ませ、飲み物が来るまで眺望を楽しみ、頼んだものが出てきたら、記念にっと数枚写真を撮っていると、今度は

「宜しかったらお持ち帰り下さい。弊社のパンフレットです」

っと実は私が欲していた「情報」まで渡してくれました。
招待券による美術鑑賞だし、変な格好は出来ないなっと安い古着でしたが時間を掛けて厳選したセミ・フォーマルな格好をしていったのも幸いしたのでしょう。
幾つかの幸運が重なったのも事実です。

でもその場では絶対に赤字になり、メリットはないお客さま(この場合は「私」)をもキチンと大切にする姿勢。
彼には私の先に何があるのかを直ぐに読み取ったのだと思います。
現時点では何もないのですが、私の先にある「何か」をみてくれたのだと思います。
そして、人生経験を積んでいる彼は熟知しているのだと思います、「噂」の怖さを。
その場その場で自由に対応出来る長年サービス業をやってきただけの事はある経験の蓄積と頭の回転の速さ。
更には本来備わっているサービス精神です。
素晴らしいではありませんか!!

これが一流店の「サービス」です。


ネットも含めたメディアから提示される情報だけを盲信するブランド信仰者の方には、このサービスは一生理解出来ないでしょう。

そして、優れた支配人と彼が率いるスタッフはよく知っています、客が帰り際に言う「ありがとう」の意味を。

先日は大変お世話になりました。
いつかきっとこの御恩はお返ししますよ。


↓good artist・nice music! listen!!
LyricDesign(リリック・デザイン)さん she will give you some hopes!


↓cool sounds
elect-link(エレクト・リンク)さん 04月21日、ヴィレッジ・ヴァンガードにてアルバム「ジブリサンバ」が先行リリース! 木恵つよしさんがジブリの名曲を全曲アレンジ・リミックス

↓bright girl
まつゆう*さん ネットを駆使する才媛! 来たる06月02日発売の『an・an』誌「iPhone・Twitter特集」の内の7page分を担当!!

↓game idol
古川未鈴さん ミニ・アルバム『リモコン・ディスコ』が好評!!


↓heart-warming tunes
アトリエさん 04月25日 LIVE @ cafe pause(“Present”Rlease Party @ cafe pause)


↓gentle smile
佐伯能之さん 04月25日 LIVE @ 学芸大学前 aisian cafe 出演予定


↓sweet voice
飯島玄基さん 04月25日 LIVE @ 学芸大学前 aisian cafe 出演予定

アキバで迷子で、古川未鈴さんと少し…

2010-04-19 02:19:23 | エッセイ、コラム

♪ケーキも海辺のレストランも 何にもいらない
あなたがやさしい顔を いつも 見せてくれたなら
かけひきだけで愛をつくりだす気分なら
過去のよう

I want 強い瞳がいいわ いつでも
まっすぐ 見つめてね

PSY・S 「Woman・S」より 作詞:佐伯健三 作編曲:松浦雅也


これは16歳の私の心をズギュンと撃ち抜いた楽曲の1つです。
他人を想い・恋する瞬間をこんなにポップに表現した詞を私は他に知りません。
現在は第一線から退いていらっしゃるようですが、「サエキけんぞう」さんが80年代に「佐伯健三」名義で「PSY・S(サイズ)」という「松浦雅也」さんと「チャカ(安則まみ)」さんからなるユニットに提供された詞です。

そんなサエキけんぞうさんが現在可愛がっておられるのが、以前紹介した「elect-link」で、そのelect-linkさんと最近何かと“elect-link”しているのが「まつゆう*」さんという事になります。

まつゆう*さんが去る04月17日に秋葉原での、とあるイベントに参加され、ついでに『みんな大好きアヒル口』のサイン会までやられるのは知ってはいたのですが、さすがに「アキバ」は私の守備範囲を遥かに越えた、「ワンダーランド」で電車代も掛かってしまうので、行くつもりはありませんでした。
別の予定も入っていた事ですし「まつゆう*さん、お仕事頑張ってね!!」と呟いて、済ませる予定だったのですが、そこでelect-linkのヴォーカリスト「イシカワ・ジュンコ」さんから呟きもたらされたのが、同じくelect-linkを構成する「木恵つよし」さんが、そのイベントに参加し、バッキングを務めるというキャンデイな情報(苦笑)。
「つよし-ワークス」というブランドには非常に弱い私は、そこで「サンクチュアリ」で、私ごときが軽々しく足を踏み入れてはイケない、禁断の地・アキバに出掛ける決心をしました。
予定をズラし時間的にはかなりギリギリでした。
場所も調べて準備は万全の筈だったのですが、どうもその情報が古いものであったらしく、その古い情報にもとづいた住所に行けども、目的の会場は存在していないのです。
文字通り「迷子」になり、同じ界隈をグルグル・グルグルとさ迷う事1時間。
あんなに迷ったのは93年の欧州旅行の時以来です。

木恵つよしさんとまつゆう*さんがその日のステージの中心の女の子

古川未鈴さん

を優しく温かくバック・アップするステージは私がその会場「ディア・ステージ」に辿りついた16時には終了していました。
かろうじて帰り際の、木恵つよしさんには出逢えたのですが…。

徒労感を隠せずガッカリした表情をしている私を不憫に思ったのか、多忙極まりなく、でもそこは気遣いの紳士・木恵つよしさんらしいご好意で、古川未鈴さんを紹介して頂き、彼女と軽くお話し。
何でも古川未鈴さんは木恵つよしさんやサエキけんぞうさん、そしてまつゆう*さんからも可愛がられているそうで、曲は新旧の音楽マエストロの手によるものである事が分かってきました。
そしたらもう買うしかないでしょ、古川未鈴さんのCD。
貧乏人の有須、でもそこは迷わず買いました『リモコン・ディスコ』。

♪次にいきましょう
誘惑したいなら 瞳でこたえてね
準備は済んでるから スイッチおしてほしい
ミラージュ 彩りで 扉を開けて!
迷ってばかりなら 背中おしてあげる

古川未鈴「リモコン・ディスコ」より 詞:サエキけんぞう 作編曲:木恵つよし

家に帰ってそのCDを聴いてみましたら、装飾はアキバ系に合わせたものになっていましたが、随所に新旧マエストロの仕事らしい「っぽさ」が出ていました。
なんでも03月22日付けのオリコン・チャートでは「みりかる☆ファンタジー」という曲で初登場デイリー・チャートで8位を記録した実績もあるアイドルさんでもあるそうです、古川未鈴さん!!

80年代のユーロ・ビートやテクノ・ポップを彷彿とさせるキッチュな音色が、新旧マエストロからの最近のこれ系アーティストに対する回答という感じでした。
一聴の価値はありますし、出掛けてみれば、古川未鈴さんとも直に逢えますよ、今なら。

そのあとはまつゆう*さんの『アヒル口本』のサイン会と撮影会でした。
サイン会の折り、まつゆう*さんとも軽くお話しをさせて頂き、彼女の口から直にニュースをもたらされるという幸運にも与りました。
既にツイッターで流布されているのでオールド・ニュースですけどね…。

しかし、冗談で呟いていた『有須(アリス)・イン・ワンダーランド』が、実際にそういう目に遭ってしまうとは(苦笑)!!
有須悟史、無事「不思議の国」より生還し次の予定にも間に合いましたが…。


全くもって「神に感謝! キリストに賛美!!(深い意味なし)」でした。


↓cool sounds
elect-link(エレクト・リンク)さん 04月21日、ヴィレッジ・ヴァンガードにてアルバム「ジブリサンバ」が先行リリース! 木恵つよしさんがジブリの名曲を全曲アレンジ・リミックス


↓bright girl
まつゆう*さん ネットを駆使する才媛! 来たる06月02日発売の『an・an』誌「iPhone・Twitter特集」の内の7page分を担当!!


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