セロー225ツーリングに行きたい

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近所のW3

2019-05-06 | 三重県
同じ街のW3オーナーさんのバイクがようやく走れるようになりました。

入手して足掛け2年です。

実際にはここ3ヶ月で動くところまでもってきた感じです。

近所を走って悪いところを直し、徐々に調子を上げて行きます。

わたしがW3を入手したときと同じやり方です。






乗ってみました。

アクセルのレスポンスはすこぶる良いです。

わたしのW3のアクセルの感触はモッサリとしていますが、近所のW3さんはキビキビしています。

コーナリングもサッと方向が変えられる。

わたしのW3は直進性が強く曲がらないです。

リアサスペンションの違いなのか、やや腰高です。

全バラして部品ごとしこたま磨いたのでピカピカです。

ピカピカ度はわたしのバイクの比ではありません。

オリジナルにこだわっているので完成度はかなり高いです。

マフラーはオリジナルのW1SA用です。

音はパンパンパンパン・・・という小気味よい音です。

わたしはW1SA用に似せた世間体仕様なのでかなり静かでパタパタパタパタ・・・という早朝出発でも安心な音です。






気になるのは低回転が安定しません。

キャブは全バラでメインジェットやフロートなどは総取り替えしたそうですがセッティングはこれからです。

サッと曲がれるけどフロントの接地感が乏しい、これは乗り手の慣れかも知れません。

もっとも気になるのはビミョーに真っ直ぐに走らない。

フロントフォークの取り付けまずいのか三叉が捻れているのか。







わたしのW3よりスピードが出そうですが、そこはW3なので全然速くもなくスピードも出ません。

ご近所さんは試しに高速も少し走りましたが、100kmまでだ・幻の5速を使う・追い越しは不可能・高速は走るもんじゃない。

まぁそんなもんです。

W3の基本設計は昭和40年代初頭のメグロの500ccです。

まだ東名・名神とも工事中で高速道路なんてロクにない時代。

当時のメグロは高速巡航ツーリングなんて考えてないので、令和時代の高速道路に乗ったW3は浦島太郎状態です。










海水浴場



いつか行きたいハワイ



恋人と行きたい喫茶店




かなり狭く「頭上注意」の螺旋階段の歩道橋兼展望台(勝手に命名)



歩道橋兼展望台からの眺め



Panasonicストリート



国際秘宝館ストリート



昭和風のピンサロや平成で栄えた熟女パブ、手持ち無沙汰な中年の疲れた客引きいるストリート



昭和の成人映画専門館
右はじの『痴漢温泉 変態露天風呂』は痴漢と変態、温泉と露天風呂が被っていますね。



カツオを1本単位で販売するスーパーの大看板



そのスーパーで買ったてこね寿司



帰りは暑くて汗もかいたので銭湯で汗を流してさっぱり気分で帰りました。
日も暮れると走る風は丁度いい感じです。
間違っても『痴漢温泉 変態露天風呂』ではありません。

※写真撮影はお風呂屋さんの許可を頂いております。





W3は下道を走り、地方の町をチンタラ巡るツーリングに適しているバイクだと思います。






<追記>
近所のW3氏のフロントの挙動が安定しない原因が分かりました。

ステアリングダンパーが抜けて機能してないからでした。

W3のステアリングダンパーが無くなるとどうなるか分かった次第でもあります。

W3は曲がらない、コーナーに突っ込む時には「曲がれ~曲がれ~!」と気合を入れています。



<追記2>
リアタイヤ交換しました。

タイヤは定番のK87 MARKⅡです。




<追記3>
どうやら新たなトラブルです。

自走可能だったので30キロほど走って自宅に帰りました。(もっと長距離なら引き上げてもらいました)

交換部品は手配したので納品待ちです。

ガスケットは手持ちがあります。

もうトラブル慣れしたので、W3はこんなもんさと開き直った感じです。

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2 コメント

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Unknown (tama)
2019-05-07 18:16:52
トライアンフT120RもW3と似たり寄ったりでした。高速はイヤでしたね。4速しかないし、いつ壊れるかビクビクして、おっしゃるとおり旧車は高速を走るもんじゃありません。
旧車は修理歴も不明。フレームが微妙に歪んでいるのでしょうか。トラも手放し運転ができなかったし、自分で組んだ前後リムも怪しいものでした。足回り、とくにプアなブレーキには時代を感じました。
ライダーとしての成熟が足りなかったので、旧車を楽しむ余裕はなく、新しいバイクの快適さだけがうらやましく思えました。
今でも旧いバイクに目が行きますが、見るだけの楽しみでいいかなというのが正直な気持ちです。
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>tamaさん おはよう (SevenFifty)
2019-05-10 05:52:10
おはようございます。
SevenFiftyです。

メリデン時代のトライアンフですね。
Wがお手本にした英国車です。
今見ても格好いいです。

バイクに限らず現役の工業製品は劣化は宿命です。
どうやって付き合うのか考えてしまいます。
自らの老いと重なる部分もあり老いを愛でる気持ちなのでしょうね。
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