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伊賀市阿保(あお)宿・・・陽のあたる坂道

2014-11-01 | 三重県
国道165号を走っていると川の向こうに見えます、普通の郊外の街なので、それとはほどんど気付かないでしょう。
そこは伊賀市の阿保(あお)宿です。
阿保(あお)宿のことは、ここに来るまで何一つ知りませんでした。

この信号を左折します、ここから勘を頼りに国道から外れます。
交差点の脇の建物が何かあるような気がするからです。


酒造会社がありました、まずはここで情報を貰います。
今回は若戎(わかえびす)酒造さんに街の歴史を教えて頂きました。


今は、衛生管理も厳しく工場の内部は見ることが出来ませんでしたが、外から見せて頂きました。
何度も修復を繰り返していますが、基本的に江戸時代末期の仕込みの工場です。
1853年創業、ペリーの黒船来航と同じなんですね。


店内はお酒の甘い香りがします。


若戎(わかえびす)酒造さんのお話では町は宿場町、小さな町ですが旅館が数件あります。
その旅館の軒先にかかげる講看板についても教えていただきました。
今ではなんの変哲も無い側溝ですが、昔は街道の中央に用水路が流れ旅人は足を洗い馬に水を飲ませたそうです。


まだ古い商店が残る街道です、少し歩いてみましょう。ここも無粋な電柱の地中化は進んでいないようです。


百貨店・・・品揃えは小規模のコメリって感じです。


生活感があるような無いような、不思議な感じです。


電話が青山一番でかかる時代の看板です。


ところどころにこんな風景があります。


市松模様のガラスの両開き戸や格子やすだれが掛けてある家と、上のような寂れたモルタル塗りの家が混在しています。


陽のあたる坂道・・・これは下の動画を参照してください。


まさに自分のイメージ通りの商店街でした。



タイトルが『陽のあたる坂道』
Do As Infinity / 陽のあたる坂道


歌詞に『陽のあたる坂道』が出てくる
つじあやの / 風になる 【VIDEO MUSIC AYA~NO 2009】
注:前半はMC、03:25から歌が始まります。
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