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手造り七五○(しちごまる)豆味噌の出来上がりです

2013-10-25 | その他
昨年の10月2日のブログで手前味噌を作ると書きました。→「手前味噌」
仕込から一年間かけて熟成も進み出来上がりました。


南知多町の醸造所に受け取り行きました。
家族経営の伝統的な醸造蔵で手造りです。


手造り七五○(しちごまる)豆味噌の出来上がりです。


冷蔵庫で保存すると熟成は止まり、室温で保存すると熟成は進み更に色が濃くなります。
はじめてなので熟成の程度と味の按配が分かりません。
これからは自分の好みで熟成の加減を観察します。
市販の味噌と違うのは、これから自分で味噌を育てる工程があることです。
ちなみに2年3年と醸造蔵で熟成させることも出来ますが、それが好みの味になるとは限りません。
左がこの醸造所で作られた市販の豆味噌、右が出来たばかりの七五○(しちごまる)です。
出来たばかりなので大豆の形が分かります。(白いものは麹そのものです、市販の味噌でおめにかかることは無いです)
味も違います、左は口に含むと旨味と強い香りがあります、さすが市販品は違いますね。
右は旨味と香りは少ないですが大豆の味と塩加減が個性的です。


気になる料金ですが大豆4kgが最小の仕込み量で約4000円です。(大豆の価格次第で変動します)
実際の味噌の重量は塩と麹が含まれるので約6.5kgです。
味噌6.5kgで4000円なので1kg615円程度、仕込み量が多くなればさらに割安になります。
市販の味噌と比較して決して安いわけではないですが、自分の好きな味噌を楽しみながら食べる事が出来るので良いでしょう。

<失敗例>
長年若い熟成段階の味噌を仕入れていた旅館の話です。
旅館のおかみが味噌の仕入れを担当していたのですが急に亡くなったそうです。
残された旅館の関係者が味噌を冷蔵庫で保存したところ、味噌の熟成が止まりいつもの味が出せなくなった。
亡くなったおかみは常々必要な分を常温で熟成させて厨房に出していたようです。
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