『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

地御前神社拝殿

2020年09月07日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 

 

地御前神社の拝殿は明治24年(1891)の暴風雨により倒壊し大正3年(1914)に現在の拝殿が再建されたようである。拝殿の外観は厳島図会にみられる絵図と似たようにみられるが桁行が絵図(桁8尺間・11間)より一間分少なくなっており、梁間の柱間隔が絵図(梁6尺5寸間・5間半)とは違ったものになっている。中画像にみられるように梁間の中柱が途中で切り取られており、絵図と同じように再建されているのであるが、なぜこのように切り取ってあるのだろうか。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 井上日本瓦製作所跡 | トップ | 材木入札場役人中寄進の手水鉢 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よっちゃん)
2020-09-08 23:25:42
いつもは興味深く拝見させていただいています。
途中で切れた柱ですが,はつかいち観光協会のサイトでは,「拝殿の右側には、天井まで届かない途中で切られたような柱がありますが、これは海から船で訪れた際に、船を係留させるための柱であったと言われています。」との記述がありますのでお知らせします。
返信する
Unknown (hera)
2020-09-10 07:59:39
よっちゃん さま
御来訪有難うございます。
と言われていますが・・・江戸期の絵図にもみられず典拠が不明で観光的な記述のようですね。
返信する

コメントを投稿

「廿日市地区」ぶらり」カテゴリの最新記事