『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

正覚院の梵鐘

2009年11月20日 | 「廿日市地区」ぶらり


天神山にある正覚院の鐘楼に架かる梵鐘で、廿日市の鋳物師山田貞運が天明6年(1786)に鋳造したものである。
梵鐘の下部分で中帯といわれる部分にみられる文様は唐草文と花文が鋳出されている。管見のかぎり山田貞運の作品はこれのみであり、これ以降の山田氏作品は少なく廿日市鋳物師の終末期を迎えるのである。

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