『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

こしき峠碑

2021年10月28日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

中道地区手前にある針山地区の尾根越えに建立されているこしき峠碑で江戸期の地誌に井手として「下こしき」と絵図に「コシキ」地名がみられる。
佐伯町誌などではこのこしき峠に向かう「こしき坂」で、頼山陽が若き日津和野を経て有馬温泉に行くときに『甑坂』「行覚渓雲脚下生 危巌夾水一橋横 登登峡路天将黒 聞断渓童搗紙声」と詠ったとされている。はたして津和野街道からはずれたこのような脇道を通ったのであろうか・・・ また、浜田往還の浜田市旭町の越木坂で詠ったとの説もある。

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市域の旧町村誌(史)-佐伯町誌

2021年05月27日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 

 

旧佐伯町で刊行された佐伯町誌で資料編一は昭和56年(1981)3月31日、資料編二は昭和59年(1984)3月31日、本編が昭和61年(1986)3月31日に発行されている。資料編一には重要文化財に指定されている文書、村関係資料、諸家所蔵文書、転載文書など収録、資料編二には佐伯町所有資料、諸家所蔵文書、碑文・社寺遺文などが収録されている。
本編には私たちの町・佐伯町編で佐伯町の生い立ち、佐伯町の自然環境など4章、町域の歴史編で前史時代、古代、中世、近世など記述、文化編、民俗編など記述されている。

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金太郎-絵馬と蔵飾り

2021年02月14日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

昨日金太郎の蔵飾りを紹介したので以前にも紹介したが金太郎関連の絵馬と蔵飾りを紹介する。上画像は所山地区の河内神社に掲額されている「山姥と金太郎図」で嘉永7年(1854)に描かれ奉納されている。下画像は原地区にある民家土蔵の蔵飾りで牛に乗った金太郎が漆喰細工で表されている。

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文字の蔵飾り

2021年01月24日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 

玖島地区を走っていると民家土蔵の蔵飾りで福寿と表されているものがみられる。当家の幸福で長寿を祈念して表示されたものであろう。他所の蔵飾りでは福の字・寿の字のみのものもみられ何れも縁起の良い漢字でありこの字が用いられたものとみられる。

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旧石州往還道(県道294号・虫道廿日市線)探訪

2021年01月21日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 

泉水峠付近で林道工事が行われていることを以前紹介した。玖島方面から車が通れる道で泉水峠との中間付近から藪化した旧石州往還道(県道294号・虫道廿日市線)が残されている。林道工事で消滅してしまうかも知れないので探訪してみた。往還道跡は小笹や雑木が茂ってほとんど藪漕ぎ状態であり一部画像のようなところもみられた。途中で松の倒木に大きなサルノコシカケが生えていた。

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玖島診療所跡

2021年01月10日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

昨日紹介した玖島村の中枢であった玖島村役場跡の地にかつて玖島診療所があったが平成31年(2019)に閉院となって建物が無くなっていた。昭和49年(1974)の住宅地図にみられる玖島地区の唯一の医療施設が無くなってから広島市の医師が地元の要望に応え昭和56年(1981)に開設されていたようであるが・・・

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旧玖島村の中枢-玖島村役場跡

2021年01月09日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 

かつて玖島村の中枢であった玖島村役場の跡で、昭和49年(1974)の住宅地図をみると派出所、保育所、東公民館、法務局などがあったようである。現在は平成24年(2012)に廃園となった玖島保育園の建物と訪れる人が少ない佐伯歴史民俗資料館があるのみである。

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布ぞうり

2021年01月08日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

玖島地区にある佐伯歴史民俗資料館の上履き箱に懐かしい布ぞうりが沢山並べてあった。当ブログ主が子供の頃は藁ぞうりを履いて遊んでおり、小学校低学年のころ上履きはボロギレで編んだ布ぞうりを履いていたものである。

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泉水峠の林道工事

2021年01月07日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 

 

原地区をウォーキングしていると泉水峠方面の山に今までなかった林道工事の擁壁がみられるようになった。以前にも林道工事を紹介しているが今回玖島方面から車で訪れてみると泉水峠から玖島方面の林道の一部は舗装されていた。しかし、玖島地区からこの場所までは離合も出来ないような旧来の細い県道で接続もされてなく、泉水峠付近のみ林道工事が行われているのである。

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飯山河内神社の神事-2

2020年12月15日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 

 

昭和49年(1974)に撮影された「山里の無形文化をたずねて-湯立」DVDをみると神楽と世計神事で湯立、酒占の神事と山鎮神事が行われているが、平成19年(2007)に参詣したときには神楽舞や湯立、山舞神事は行われてなく酒占いと藁蛇を神木に巻き付ける神事が行われており、現在も同じように行われているようである。昔は東組と西組が1年ごとに頭屋をしており祭の什器などを引き継ぐ頭屋渡しが行われていたようであるが・・・(神楽舞・湯立・山舞画像-「山里の無形文化をたずねて-湯立」より)

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飯山河内神社の神事

2020年12月14日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 

先日、飯山河内神社のしめ縄や藁蛇が細い縄で作られており過疎化と高齢化によるものかと紹介した。平成19年(2007)の秋祭りに参詣させて頂きお供え物の中で杉のくれ板に6個の餅を一重に挟んで一連、二重に挟んだもの一連、三重に挟んだもの三連、六重に挟んだもの一連がそれぞれ紐(昔は藁縄)で結わえたものが供えてあり珍しいものであるが現在もお供えされているのであろうか。

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飯山河内神社

2020年12月07日 | 「佐伯地区」ぶらり

(2020.11撮影)

 

(2018.11撮影)

 

飯山地区にある河内神社では湯立神事、山鎮神事、世計神事などが行われていた。当ブログ主は十数年前であろうか祭礼に参列させて頂いたことがある。先日吉和方面を放浪する際に当神社を参詣した。拝殿に架けられている注連縄や神木に巻かれた藁蛇が細い縄で作られていた。当地は過疎化と高齢化で注連縄や藁蛇の作成が難しくなっているのであろうか。秋祭りの祭礼は行われたようであるが・・・

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「西の明」バス停

2020年06月29日 | 「佐伯地区」ぶらり



玖島地域の平谷地区入り口付近に「西の明」と表示した珍しいバス停留所名がある。江戸期の地誌に村内小名として「西ノメウ」がみられるので「西の明」と表示しているようで、市道表示では平谷西妙線となっている。
平谷地区の西側は大峰山の緩やかな裾野で高い山がなく一日中日当たりのよい地であり付けられた地名では?・・・     大町地区では高い山が南側にあり日当たりの悪いところが「カゲンチ(陰地)」と呼ばれているとのことであった。

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平谷地蔵堂・十王堂?

2020年06月26日 | 「佐伯地区」ぶらり

 



玖島平谷地区から内野地区に向かう途中にある平谷地蔵堂・十王堂?であるが由緒など明らかでない。ガラス戸越しに拝見すると地蔵菩薩像に十王像などと思われる15躯の木造仏像がみられるが仏像名や制作年代など不明である。周辺は墓地となっており古い時代葬地に関連する堂であったのであろうか。

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モリアオガエルの卵塊

2020年06月25日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 



玖島地区のとある谷間を進んで行くと小さな池があり周辺にある木の枝に「モリアオガエル」の産卵の泡である卵塊が多数みられた。
ここの場所では梅雨時期には毎年見ることができるようであるが、今年は訪れる時期が少し遅かったようである。

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