
1978年発売。
木之内みどり 7枚目のLP。オリジナルアルバムとしてはこの後の「苦いルージュ」までをカウントするのが一般的なので、8枚中の7番目のアルバムとなる。ちなみに「苦いルージュ」の後のシングル「一匹狼 (ローン・ウルフ)」との発売直後に後藤次利との不倫が発覚して木之内みどりは あっさりと引退した。

収録曲
1.Yellow & Blue
2.横浜いれぶん
3.独白(モノローグ)
4.ビュッフェから
5.さよならの理由(わけ)
6.まだ手探りしている天使
7.チャイナ・ドール
8.ハーフ・ムーン
9.水かがみ
10.悪魔になれない
「ステレオ時代 VOL.8」の1980年前後の一般マニアが買えたオーディオ機器を聴くコーナー 生島昇の「旬音探訪」 で「木之内みどり『苦いルージュ』をジャパニーズ・ヴィンテージで聴く」 という記事がありました。
そこの生島昇の言葉
「はっきり言って、歌は下手です。でも、いい装置で聴くとイラッとしないんですよ。側に駆け寄って、大丈夫だよと肩を抱いてあげたくなる。そういう音が出れば合格です。」澤村編集長の言葉
「舞台の上で、ちょっとあがりながら頑張っている女の子の歌声」
これが気になって、「苦いルージュ」はまだですが、このLPを中古で入手した次第。
オルトフォンの「2M RED」という低価格カートリッジ、ラックスマンのSQ-38FDII、そしてタイムドメイン理論の自作紙管スピーカーで LPを聴くと「イラッとしない」「肩を抱いてあげたくなる」音が出ているよな気持ちがしています。これが、CDだと少し「イラッとする」ことあります。
LPと真空管アンプ、タイムドメイン・スピーカーはすこぶる相性がよろしいです。
![]() | 横浜いれぶん[LPレコード 12inch] |
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