1986年発売の 堀ちえみの おそらく 9枚目の ベストアルバム。
タイトルどおり、1982年デビューから1986年までのシングル曲を集めたアルバムになっている。 気になるのは タイトルの末尾の「 I 」。すなわち、この時点で この後「 II 」 を出すことを考えていたのか? 実際に 19年後の2005年にCDで「シングルス II」が発売されているが、こんな先のことを見越してのタイトル決定は考えにくく、タイトルの「 II 」これは悪ノリのタイトルのような気がする。
デビュー曲から順に収録されており、聴き進むにつれて堀ちえみのミドルティーンから二十歳までの歌唱力の広がりと女性としての成長、人間の厚みを増していく様がうかがえる。