今日はスカイフードさんと手造り農園さんの主催で
宮城県、田尻町で無農薬、無化学肥料でお米を栽培されている
小野寺さん(写真右)のお話を伺うことが出来ました。
小野寺さんはもともと普通の栽培方法(慣行栽培)をされていたのですが
平成5年の米騒動(不足)をきっかけに農薬や化学肥料に頼る農法ではなく
稲を野生化させて稲の生命力を上げてやる農法に変えられた方です。
そうした結果、病気や害虫、台風などにも左右されにくい
とっても元気な稲が育ち、粒が大きくとっても美味しいお米が出来るようになりました。
又、田んぼには絶滅危惧種を含めた生物が溢れかえり、
今では数万羽の雁や渡り鳥が飛来する日本最大の渡り鳥の越冬地になりました。
この自然環境が世界的にも認められ、数年前にラムサール条約登録地にもなりました。
さて今日の小野寺さんの話は”ひとつの農家からの話”ではなく、
日本人の食料としてのお米の重要性、そして農家が置かれる現状、
農家を支える消費者との関係、など
日本全体とした問題点やその将来のあり方などのお話してくれました。
なかなか難しい事とは思いますが私も何かが出来たら、、と思います。
本日は貴重な話を伺う機会をいただき、本当にありがとうございました。