散歩道 - いつもと違う角を曲がればそれは新たな発見の始まり♪♪

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病院の言葉、分かりやすく・・・

2008年10月23日 21時38分18秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:街角ウォッチングから:近くの農園にて南米原産の「フェイジョアの実」
実っているところを初めてお目にかかりました。

巷で、ぼちぼちとニュース等で報道されていた「病院の言葉/患者にとって難しい医療用語」をわかりやすくとの提案。この提案は「国立国語研究所」の「「病院の言葉」委員会」なるところで話されていたんですね。それも立川市にあるんだ。

国立国語研究所
〒190-8561
東京都立川市緑町10-2


難しい医療用語の選定基準は以下の3タイプだそうです。
(1)医療用語のうち,患者にとって重要でありながら分かりにくい言葉
(2)医療者が患者に理解してもらうのが難しいと感じている言葉
(3)医療者が患者に対して使っていながら,患者が理解していない言葉


【類型A】
 
日常語で言い換える - 患者に知られていないので、日常用語に言い換える認知率が一般に低く、あまり知られていないもの。見聞きしても意味が分からない。出来る限り使用しないようにしたい医療用語だそうです。使う場合は、日常語を使って分かりやすく・・・

1.イレウス 2.エビデンス 3.寛解 4.誤嚥 5.重篤 6.浸潤 7.生検 8.せん妄 9.耐性 10.予後 11.ADL 12.COPD 13.MRSA

【類型B】 

明確に説明する - 患者は言葉を知っているが理解が不確か認知率に比較して理解率が低い用語,知識が不確かだったり,ほかの意味と混同する言葉

B-(1) 正しい意味を

14.インスリン 15.ウイルス 16.炎症 17.介護老人保健施設 18.潰瘍 19.グループホーム 20.膠原病 21.腫瘍 22.腫瘍マーカー 23.腎不全 24.ステロイド 25.対症療法 26.頓服 27.敗血症 28.メタボリックシンドローム

B-(2) もう一歩踏み込んで

29.悪性腫瘍 30.うっ血 31.うつ病 32.黄だん 33.化学療法 34.肝硬変 35.既往歴 36.抗体 37.ぜん息 38.尊厳死 39.治験 40.糖尿病 41.動脈硬化 42.熱中症 43.脳死 44.副作用 45.ポリープ

B-(3) 混同を避けて

46.合併症 47.ショック 48.貧血

【類型C】 

重要で新しい概念を普及させる - 患者にも大切なので普及させる認知率が一般的に低く、知られていないものや,認知率に比較して理解度が低いものが中心で、新しく登場した重要な概念や事物等だそうです。今後の普及に備えて認定。

(1)信頼と安心の医療

49.インフォームドコンセント 50.セカンドオピニオン 51.ガイドライン 52.クリニカルパス

(2)ふだんの生活を大事にする医療

53.QOL 54.緩和ケア 55.プライマリーケア

(3)新しい医療機械

56.MRI 57.PET

うちは、【B-(1) 正しい意味を】か?  なるほど・・・!!! まさにその通りかも。不毛の争いを見たくないですもんね。

天気:雨
気温:最低温度:17.0℃ / 最高温度:20.5℃
今日の歩数計:17665歩 / 消費カロリー:549.20Kcal
歩行距離:約11.48km