こだわりメモ帳

2023年5月gooblogに復帰、ブログ内検索ができ便利です。2017年3月~2004年9月の記事も残されています。

・ ゆくとしくるとし

2006年12月30日 | ◆ 写真ノート

子梟


音楽の知識ではなく、それを聴いた時の素直な気持ちを書こうとずっと心がけてきた。

吉田秀和 93歳。今年文化勲章を受章、音楽評論家。



 2006年も暮れて行く。
大きく書き記すような出来事は、お陰様でわが身の回りに見渡せない。
とは言え二、三上げるとすると、
一つは医者の処方薬を3月から三度三度飲むようになったことか。
軽い薬とは言え、これは今年初めてのことでまだ続くようである。
また、写真では、5,7,10,11,12,12月と大小あわせて6回も作品展があった。
どれもニュープリントで臨んだが、この回数は今年初めての多さである。
これをタイトルでいえば、流雲のごとく W、火の舞い、清爽、芽吹きどき 暮れなずむ、水魂宿る W、涼、の9点。
この中で好きなのは、30周年のときの「芽吹きどき」と恒例展の「水魂宿る」の一枚。
一番嬉しかったことは、「涼」で天王寺に架けてもらったこと。
このような自己採点の落とし穴は、撮った時の思い出の過多過小で印象が大きく変わることである。
ゆめ、己の作を見る時は心して見るべし。
あと一つ挙げるとすれば、嫁さんがアスレチック通いを始めたこと。
体力の衰えを自覚してか、先々の企てを考えてか、何れにしても春から元気に続いている。
世間も広がり、体調にもよしでこれは良かった。
とにもかくにも、今年のわが身辺はこの程度のものであった。
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・ 今夜ひらくか

2006年12月26日 | ◆ メモ

提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)


 12月18日に打ち上げられた「きく8号」は、まだ最終的な静止軌道に乗っていない。
今回の目玉は、テニスコートほどの世界一サイズの宇宙アンテナを広げ、
地上の携帯型通信機との間で交信テストをすることにある。
発表によれば、受信アンテナは開いたが、対象位置にある送信アンテナの展開でトラブったようである。
衛星の状態は正常とあるから、今夜の作業の成功を祈ろう。
打ち上げの動画は、運搬・組み立て・発射を07:48に編集されここで見れる。


追記 2006-12-27 20.38
「26日18:56から送信アンテナの展開を開始し、同日衛星からのテレメトリデータおよび
搭載カメラの画像により、2つの大型展開アンテナの展開が完了しました。」
と、27日JAXAより発表された。
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・ H2Aロケット打ち上げ

2006年12月19日 | ◆ メモ

20061218 15:32' JST Lift off


 「きく8号」が、H2Aロケット11号機で打ち上げられた。
何故かしら、この大きな打ち上げ花火が毎度気になる。
地球の重力に逆らって、上に放り投げてもボールは元に戻ってくるが、
これが、秒速12Kmのスピードで投げるともう元には帰ってこない。
秒速12Kは、新幹線の300Kmの144倍の速さと言うことになる。最大何Gかかるのだろう。
google飛行地図で飛行経路を見れば、南太平洋ポリネシアのパペーテ上空までの様子が見れた。 
googleのこの三次元地図はすごいね。好きな地上高度で地球が眺められる。
衛星は、周回数12回で定常飛行モードに入るらしい。
定常モードにいつ入るかは定かになっていないが、一周10時間半として5日先となる。
24日(日)の朝刊にどのように載るか。
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・ 初めての経験

2006年12月17日 | ◆ メモ

肩窄め梟



 9時半頃の環状線はピークは過ぎているが、そこそこの混みよう。
朝から天王寺に向かうため京橋で乗換えた。
来た電車に空席は無く、ゆったり吊り革に手を掛け外を眺めていた。
動き始めて間なしに、「どうぞ」と声を掛けられる。
席を立ちあがった若者は、一人で座っていた高校生で、
こちらとしては、初めての年寄り扱いに、一瞬「どうしよう」と思いが宙を舞う。
よく見れば中背の彼は、悪そうでも賢そうでもない普通の学生服姿で、
どうも意を決して立ち上がったようにも見えた。
こう言う時は、好意を無にしてはならないと話しに聞いていたり、
荷物を持たない身軽なこの時、その一瞬の間があった。でも、
「悪いね、ありがとう」と気分よく座る。
大きいカバンと、ラケットが3本は入るほどのPrinceの大きいバッグを掛けていた彼は、
三つ目の玉造で降りていった。
若い高校生から見て、どれだけの年寄りに見えてるんだろう。
そんな心算など何もなかったけれど、若者の前に立ったことが招いたことなのか。
初めての経験と不意に向かい合い戸惑った。と合わせて、
その後さわやかな気分で座っていた。
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・ オオワシがきている

2006年12月16日 | ◆ メモ

睨めっこ梟


 先日の早朝ラジオの列島朝一番で聞いたことで、
湖北町にオオワシが来ているらしい。
毎年12月にやって来て2月半ばまで見れるとのこと。
近くの山本山に巣張りして、日中湖岸にブラックバスを採りに来る。
羽を伸ばせば2mから2.5mの大きさで、水鳥センターで観察中は
近くを飛んでいくと、その雄姿に歓声が上がるそう。
以前、ツバメの一斉帰巣を聞き、ここに撮りに来たことがあるが、
あの時はハズレとなり、寂しく帰った。
今度のオオワシの話は、何だか期待が持てそうで、
天気のいい、風のない日に計画しようかな。

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・ 光画展 2006

2006年12月14日 | ◆ 写真ノート
 光展は好きな作風の作品がいつもたくさん出る、毎年待ち遠しい写真展である。
皆さんの力作作品をデジカメスナップしならべた。
自分の好きな写真、自分で作ってみたい作品ばかりを集めた。
300点弱の展示となると、ここ大阪市立美術館だからできること。
予てからの会場の申請を経て、10年少々以前からここで開催しているそうである。
ジックリ見ながら一回りすると大疲れする。
この夏初めて応募して、仲間入りできた。拙作ではずかしいけれど嬉しい。



1.光の橋

この構図は今まででも見かけるが、
今までとは全く違うインパクトがある。
光の使い方、人物の扱い方が全く違う。


2.silent(サイレント)

何とも心穏やかになる景色であるこ
とか。都会では望めない日本の風景。


3.波涛華

最高のシャッタースピードで波頭を
捉えて美しい海を描く。作者はきっと
誰にも負けない海好きかも知れない。


4.ビー玉の輝き

写真は光と影の世界。
目の付け所がいい。
でもこれ、何なの。


5.落 陽

夕日はいいなぁ
何とも心落ち着く


6.祭が行く

これはすごい祭りですね。何処の
祭りなのだろう。勇壮で壮観なこと。
記録と作品を両立させたカメラワーク


7.空の仲間だ!

初めはギョッとして、
しばらくしてニンマリ
楽しんでおられます。


8.冬景色

古木の鄙びた大らかさがいい
何とも素直な作品である。。。
会最高賞の日本光画賞受賞作



拙作  涼
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・ ディスカバリー成功

2006年12月11日 | ◆ メモ
ディスカバリー 061210 1047jp



4年ぶりの夜間シャトル打ち上げ


 スペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げが、10日午前成功した。
今回の予定は12日間で、国際宇宙ステーション(ISS)の組立が主目的のフライトとの事である。
前回9月10日の打ち上げでは、ハイビジョンカメラを宇宙に設置成功して、
精緻画像中継を成功させている。
今回の7人のフライトで、ISS建設に大きい進捗を見せることを祈りたい。無事故で。
ISS完成までには、少なくともあと14回の打ち上げが要るらしい。
一方、国産H2Aロケットは、この16日に種子島から人工衛星「きく8号」を打ち上げの予定。
この衛星は、宇宙でテニスコートほどの巨大アンテナをひろげ、災害時の通信確保や
携帯電話の画像・文字通信の直接交信を試験する予定とのこと。成功を祈る。
ロケット打ち上げは、一度は見物したいと以前も書いたが、今回もその状況ではない。

追記
携帯電話は間違いで、正しくは専用携帯端末を使い既存通信不能時他を想定した衛星交信実験をする。
相手がなんぼ大きいアンテナでも携帯電話が届くわけが無い。
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・ 佐々淳行の本

2006年12月07日 | ◆ メモ

飛翔梟


 最近面白かった本のこと。
佐々淳行・著「後藤田正晴と十二人の総理たち もう鳴らない"ゴット・フォン"」

 佐々淳行(76)は、後藤田正晴と退官後を含め41年間、稀有な「上司と部下」の関係であった。
警察庁と60才で退官後も一貫して国の危機管理を仕事とし内外の事件事故に関わっている。
今は個人の時代的で、集団デモなど起こりようも無いと思うけれど、当時のデモ鎮圧は迫力があった。
現場を踏んできた人の声は力が強く、9.11の現地体験は貴重で緊張する。
人生が100%民間人の身としては、新聞雑誌からでは入らない記事に興味深い内容多し。

 後藤田正晴は、1982年から2006年までの24年間を、鈴木、中曽根、竹下、宇野、海部、宮澤、細川、羽田、村山、橋本、小渕、森、小泉の12名代々総理に関係した。
その間の著名事件、あさま山荘事件、天安門事件、ソ連邦崩壊、サリン事件、全日空ハイジャック事件、沖縄サミット、えひめ丸事故、9.11テロ等々。

後藤田五訓
1.省益ヲ忘レ、国益ヲ思エ。
2.嫌ナ事実、悪イ情報ヲ報告セヨ。
3.勇気ヲ以テ、意見具申セヨ。
4.自分ノ仕事ニ非ズトイウナカレ。自分ノ仕事デアルト言ッテ争エ。
5.決定ガ下ッタラ従イ、命令ハ直チニ実行セヨ。
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・ グループ作品展

2006年12月04日 | ◆ 写真ノート
 グループ展をデジカメで撮る。
こんなの自分も撮れればいいのになぁーと思うのが、今回もたくさんあり。
いつものように自分が好きな作品を独断で並べる。
会場の映り込みが避けらないものがあり、原作を損なってしまっていて申し訳なし。




移ろい


湖沼の精


春愁







御船滝




オブジェ




水面のコンチェルト




凍景




道化の舞



真夏の世の夢






水魂宿る ・ 拙作
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・ 今朝の空

2006年12月03日 | ◆ 季節の写真
 今日はきれいな空で明けた。
今冬一番の冷え込みと報じていたが、東大阪では最低気温6℃。
結露までは行かないが、ガラスは今年初めて曇っていた。
そろそろ暖房器具を試運転しておかないと・・・と言うほどオーバーなものでなし。


2006.12.3

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