こだわりメモ帳

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・ 楠葉の宮

2016年04月25日 | ◆ 今日のうた

 楠葉の宮は、古代史の影を偲ばせる小祠の佇まいと評にある。
六世紀前半に皇統が絶えようとした時、見出されて皇位についた
継体天皇の即位の地と伝えられる。
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・ 会津藩のこと

2013年07月30日 | ◆ 今日のうた




行くに輿無く、帰るに家無し       ゆくにこしなく、かえるにいえなし
国破れて弧城、雀鴉乱る         くにやぶれてこじょう、じゃくあみだれる
治、巧を奏せず、戦、略無し       ち、こうをそうせず、たたかい、りゃくなし
微臣、罪有り、復何をか磋かん      びしん、つみあり、またなにをかなげかん


何れの地に君を置き、又親を置かん    いずれのちにきみをおき、またおやをおかん

 『韋軒遺稿』  秋月悌次郎の亡国詩   『街道をゆく夜話』 司馬遼太郎-より

 秋月は会津から越後の官軍本営へゆく。
るると会津藩の過去の立場を釈明し窮状を訴え、官軍の寛容を乞うた。
されど聞かれられず、秋月はむなしく帰途につく。
途中、気持ちが絶望的になり、これを詠んだ。



 会津の歴史が話題になるが、このような歴史もある。
秋月悌次郎(1824-1900,M33)は会津藩士。
幕府は治安機関として京都守護職を置こうと会津に命じた。藩主松平容保以下、これを頑なに断るも止む無くに至る。
そこで藩はこれに公用局(外交職)がいると、江戸昌平黌に十年以上も在校したこともある秋月を任じた。
 薩摩藩の判り難い政策に薩会同盟がある。 「薩賊会奸」と長州から憎まれ、七卿落ち、蛤御門の変に進むこの事変は、
最初薩摩から秋月が接触を受けた。持ち込んだのは薩摩京都藩邸の高崎佐太郎(正風)であった。
時が経て後、秋月は新政府から東京での仕事に任ぜられた。暫しを経て会津の様子を思いこれを辞した。
その後熊本学校の教師につく。或る日薩摩の高崎佐太郎(宮内省偉官)が下宿先に訪ねる。ふたりは一夜痛飲した。
明治26年、秋月70歳のこと。なにを話したのか、今それはわからない。

 秋月は皆から慕われ、同窓会から「秋月先生記念」を記念出版され残されている。
小泉八雲も同じ教壇にいたようで、秋月を評して
「この老人をひどく崇敬し、つねづね秋月先生は暖炉のようなひとだ、近づくだけで暖かくなる」
と書いている、そうである。
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・ 亀さん

2012年12月23日 | ◆ 今日のうた


亀さん

 師走の寒い日、記念館に遠路の知り合いを迎えた。
焼きあがった小品を所望していて、それを携えての来館
開けてビックリ、それは亀さんだった。


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・ こんなうた

2012年04月03日 | ◆ 今日のうた


読売歌壇 2012.04.09


 こんな歌が詠める90歳はすごい。 
90を望んでいるわけではさらさらないが、元気さにあやかりたい。
元気老人はいるもので、身近にも70後半でデジカメ最新鋭機Canon 5D MarkⅢ を買い、
PS CS4をあやつりながら、Canon Pixus Pro9000で作品化する方がおられる。
これらの方々は、気分がわかく、腰がかるく動きがいいのだろう。
河野裕子の2冊目はこれがいい。 「たったこれだけの家族」
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・ こどもの詩

2012年02月04日 | ◆ 今日のうた


読売  2012.01.27


 小学生もつらい。
早くから疲れることばかり、と聞くとこれから先が気の毒になる。
うちの小学3年生も忙しそうにしているが、
それでも、暇を持て余しているより何ぼかいい。
がんばれ 小学生。
 寒波が続いているとき、くろんど池の結氷を見に行くが全くゼロで、
意外だったが、寒い日がまだまだ続いていないということか。
何も撮れなくて悔しいから<郡山の椿園>を見にまわった。少し早しの感である。
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・ こどもの詩

2011年08月21日 | ◆ 今日のうた


 今日の読売に久々のヒット作がでた。
「こうはなりたくない」作平城咲絵、長田弘選。作者は練馬区の小学6年生。
小6となかったら、
だれもが、ぎくっとくる詩ではないか。
70才にしてこれを読むと、ギクッがとてもつよい。

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・ 年賀状いろいろ

2011年01月02日 | ◆ 今日のうた
2011 元旦・・・・・手作り版画 今年一番 siro nsmr作


 届いた賀状はことしも力作が多く、ねむらせるには勿体なくここに並べた。

・加齢もあるが、国の加齢がより気掛かり、一人ひとりがもっと考えて行動を。(ほんとその通りや)
・留守電の如くの電話機なので切らずにシャベッてください。迷惑対応モードです。(新しい電話機です)
・写真上達しません(単刀直入なる声とどく)
・白川郷の民宿孫右衛門のイワナ囲炉裏焼きは絶品です(たぶんその上酒もうまい)
・素数の魅力をアートに試みました、日本の文化には多数あります(そうで、この続きが聞きたい)
・世の人はわれをなにともゆはばいへ わがなすことはわれのみぞしる 龍馬(我はこの道を行くの心境)
・京橋ビルにもどりました(なつかしい、パナホーム展に来てください)
・一月から例会に参加復活します(これは一番うれしい)
・膝がよくなりハイキングを始めます(これもうれしい)


ことばは思いをつたえる。絵や写真はことばが伝えられない情況を伝えるが、
つたえたい気分を補うとき、選ぶことばがある。それはタイトル。
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・ 新年おめでとう

2011年01月01日 | ◆ 今日のうた
2011 元旦


    酒もすき餅もすきなり今朝の春     虚子 

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・ 司馬 西行の詠める

2009年12月20日 | ◆ 今日のうた

 記念館は「坂の上の雲」で忙しく、
おちこちからの来館者でにぎわう。
小説が書かれた時代背景が見れるのも、
関連の企画展がある今。
常設ディスプレーの自筆色紙も替わった。
司馬さんの色紙から、西行の詠めるはこれ。
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・ 雨の空

2009年08月08日 | ◆ 今日のうた
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