こだわりメモ帳

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・ 佐々淳行の本

2006年12月07日 | ◆ メモ

飛翔梟


 最近面白かった本のこと。
佐々淳行・著「後藤田正晴と十二人の総理たち もう鳴らない"ゴット・フォン"」

 佐々淳行(76)は、後藤田正晴と退官後を含め41年間、稀有な「上司と部下」の関係であった。
警察庁と60才で退官後も一貫して国の危機管理を仕事とし内外の事件事故に関わっている。
今は個人の時代的で、集団デモなど起こりようも無いと思うけれど、当時のデモ鎮圧は迫力があった。
現場を踏んできた人の声は力が強く、9.11の現地体験は貴重で緊張する。
人生が100%民間人の身としては、新聞雑誌からでは入らない記事に興味深い内容多し。

 後藤田正晴は、1982年から2006年までの24年間を、鈴木、中曽根、竹下、宇野、海部、宮澤、細川、羽田、村山、橋本、小渕、森、小泉の12名代々総理に関係した。
その間の著名事件、あさま山荘事件、天安門事件、ソ連邦崩壊、サリン事件、全日空ハイジャック事件、沖縄サミット、えひめ丸事故、9.11テロ等々。

後藤田五訓
1.省益ヲ忘レ、国益ヲ思エ。
2.嫌ナ事実、悪イ情報ヲ報告セヨ。
3.勇気ヲ以テ、意見具申セヨ。
4.自分ノ仕事ニ非ズトイウナカレ。自分ノ仕事デアルト言ッテ争エ。
5.決定ガ下ッタラ従イ、命令ハ直チニ実行セヨ。

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