ハートプラス・プロジェクト

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2018年5月度 勉強会報告

2018-05-13 08:09:55 | 救急法勉強会
先月お休みしましたが、新年度、最初の勉強会を昨夜行いました。

「赤十字救急法競技会」に参加するため、「三角巾包帯法」が
主な内容になっている感のあるこの勉強会。
なので、今月は久々に「骨折の手当て」をやってみました。

受講経験者は、やったことあるはずですが、いざやってみようとすると、

「どうやったっけ?」

となり、テキストを見ることに。


でも、実際は・・・テキスト持ち歩いてなんていないし、
第一、手当てを受ける人は不安になりませんかね?

まぁ、そういう風にならないように身につけよう!というのが勉強会の趣旨なのです。


前腕の骨折



ヒザ



下腿=スネ



普段の資材として、講習でも副子に「ソフトシーネ」という
クッション材の入ったものを使いっています。
適度にしなりがあり、カラダに付けても痛くないので非常に便利です。
また、実際は、変形に合わせて副子を変形させて使います。

が、一度曲げてしまうと、元に戻すときに(中の)アルミ棒が折れてしまうことがあるので、
あくまでも「まっすぐな板」と仮定して使ってもらっています。

ただし、このソフトシーネは、街中のドラッグストアーなどでは手に入りません。
ということで、現実的な練習にならないので・・・

「木の板」を使ってもらいました。



カラダと板の間や、くるぶし等の皮膚のうすいところには、タオルなどの当て布を
いっぱい使わないと痛い思いをさせてしまいます。
また、しならない、クッション材がない、ということから三角巾をしめつけて結んだときの位置が、
ちょうどいいところにくるか?ソフトシーネの場合と具合が変わってきます。

こういうことは、実際に経験しておかないと、本当に手当てをしなくてはならないときに
あわててしまいます(そうでなくても、あわてると思いますが)。


ちなみに、骨折の手当てでは「末梢の観察」が出来るようにしておかなくてはならないので、
四肢の骨折の手当ては「指先」が見えるようにしておかなくてはなりません。

脚(足)の場合は、靴下を脱がせるか、指先の部分だけハサミで切って、
指を露出させるようにします。


来月は「防災」「減災」をテーマに勉強会をやる予定です。



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