Heart and Aqua

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喜怒哀楽の四色の感情

2006-04-11 | こころ
恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 ブルームブックス
角田 光代 (著)
という本を読みました。

その中で、著者が、

『喜怒哀楽の四色の感情の、どれかひとつを基調として人は生きている』と書いてありました。
そして、著者は、『怒』の感情を基調としている、そうです。


わたしは、この4つの中でどの感情を基調としてるのだろう?
4つといわず、四色っていってるところがなんだか素敵ですよね。

『喜』『怒』『哀』『楽』の四色です。


きっと人は、四色の感情すべてを織り交ぜながら、
日々暮らしていると思うのですが、
その中でも、一番多く表れる感情ってことでしょうか。


わたしは、『哀』かなぁ。

つい悲観的に物事を考えてしまうのです。
『何で私ばっかりこんな目に・・』とか、『そんなのできっこない、無理・・』とか、
『つらいなぁ・・』とか。。
こういう『哀』の感情が、よくでるような気がします。

そしてときには、『怒』
『なんて自分勝手なんだろう!』って、相手を怒ってみたり、
『わがままばかり言って・・』って、不平や文句ばかりいったり。

日々、四色の感情をいろんな形であらわしながら暮らしていますが、
できれば、自分の基調とする感情は、
『喜』ですよ、『楽』ですよ、って言えるようになりたいですよね。

辛いことがない人はいないし、怒りの感情を持たない人もいないでしょう。
でも、辛い事だって、その中でわずかな楽しみを見つけながらこなしていったり、
相手の立場で物を考えることで、怒りの感情が徐々になくなり、
慈しみの感情に変わることだってあると思います。

自分の感情の、怒りや哀しみを100%抑える必要はないけれど、
基調の色は、『喜』や『楽』にできたらなぁ~と思いました。