『ハッピーバースデー』読みました

ハッピーバースデー
青木 和雄 (著), 吉富 多美 (著) 　を読みました。

かなり多くの人に読まれているということで手にとって見たのですが、
ほんとに感動してしまいました。

すべての親御さん、そして学校の先生、
また、子供たちにも読んで欲しい本だと思いました。

世の中に、いじめや親からの虐待や不登校や・・
そういう問題は多くあるという事は知っていますが
現実問題として周りになく、実感がありませんでした。

でも、きっとそういうことは現実に多く起こっているのだと思います。

万が一そういうことが起こったとき、
自分はどうするでしょう？

いじめる側？いじめられる側？傍観者？
見てみないふりをする傍観者は、
自分が直接いじめているわけではないから、
悪い事はしていないと思うかもしれませんが、
傍観者も、無言といういじめをしているのです。


人の命の大切さ、自然の恵みの大切さ、
どんな小さな生き物にも同じように命はあり
何ひとつ壊していいものなんかない。

自分を愛してくれる人が必ずいる、
そしてそのことが、生きる支えになるんですね。


そして、『人は変われる、そのために学ぶのだ』
ということを、教えてくれる本です。

読んでいて、涙がぽろぽろ・・でてきました。

わかりやすい文章でかかれているので
中高校生くらいなら読めると思います。
小学生にも、国語の時間とかに読み聞かせてあげるといいなって思います。

ぜひ、手にとって読んで欲しい１冊です。