霜恋路日記

【しもこいじにっき】
ロマンチックな名前「恋路」という場所においての出来事です。これは正真正銘本当の地名です。

地域の活性化

2008-06-20 19:54:54 | 経営/法律
 いつも選挙のたびに地域の活性化が叫ばれている。地域の活性化というと工業団地や流通団地を造成し他地域から工場誘致をしていく手法が一般的であるが最近はグローバル化の進展でなかなか国内に企業立地をしてくれる企業は見当たらず。工業団地等への進出は減ってきているのでしょう。

 これからの地域活性化策としては外部誘致型や公共工事に依存するのでなく内発型地域活性化策を目指す方向にあるのであろう。農工商連携による。新しい業態の開発とかもその一例であろう。

 しかし折角農村地域で株式会社等による新しい業態で農場や体験型の牧場や牛乳・チーズ製造など幅広く営農と食品製造と販売を一手にやっている大規模法人の営業活動に対して、「あれは百姓のやることではない」「あんなのに任せられん」「田んぼを預託すれば畦クサを刈ってもらえん」近所迷惑になるとか批判をする人が多く異端児扱いで見られているのである。

 本当はそういった大規模営農法人等が雨後のタケノコのごとく発生して若い従業員たちが住みつき村の総生産額や所得も向上し消費も活発化するなど村の活性化への貢献が大なのであろう。

 そういったチャレンジする法人にエールを送り第二の農商工合体法人が生まれてもいいはずなのだがなかなか出てこないところに活性化につながらないところがあるのでしょう。

 成功事例を参考にしながら、今後の農漁村のあり方を村民の目線に降りていってみんなで考え、何を栽培し、加工し、販売して、お客様に来てもらうか、等々ちいさなアイディアや改善を積み重ね、知恵と汗と資源と資金をうまく融合させてコーディネートさせていかなければならないのであろう。


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