日露戦争でバルチック艦隊を破った連合艦隊の旗艦三笠。第一次大戦後の不平等な軍縮条約により大正15年に廃艦となり、胴体だけを残し公園となっていたものを、第二次大戦後、米英や日本国民の努力で、昭和36年に今のかたちに復元されたそうです。ちなみに今でも防衛省の持ち物だそうで、ボランティアガイドに混じり、退役軍人の方もおられました。
国を護るため、こんな狭く暗い空間に昼夜を問わず、死を覚悟し乗艦されていたと思うと、時代とはいえ昔の人はほんとに強かったと思うし、その祖先として、その想いを忘れてはならないと思います。