カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

アメリカの醜聞655 共和党員のトランプ離れ

2020年10月22日 05時47分25秒 | 海外

あと残り12日となった 米大統領選

現職の共和党大統領トランプが民主党バイデンの挑戦を受けて再選なるかどうかというところ。もし再選できれば過去4年間に続き、最後の4年間の米国運営を任されるのですが・・・・


共和党議員の間で進む「トランプ離れ」、落選見越した議論も:cnn 2020.10.21


共和党グラハム上院議員(サウスカロライナ州)がトランプの

      •  バイデンと息子に関する「汚職疑惑追及」に理解を示した
      • 感染症研究所所長ファウチについては「所長の判断を信用する」

こう言っているということは、「常日頃トランプが非難する相手」を信用する共和党員も出始めたということです。いわば、一枚岩の共和党ではなくなりつつある、ということですが、高等動物たる人間がいかに分類されようとも、いよいよ本音が出てきたのでしょう。 

つまり

依然としてトランプの大衆迎合的な米国第一主義を利用しようとする上院議員がいます。

しかしトランプに対して懐疑的、言い換えれば「若い世代や女性を引き付けるメッセージを発するべきだ」とする共和党上院議員も出てきたのです。

もったいぶった言い方かも知れませんが

これでもトランプの熱狂的な一部の支持層が今でもあることを考えると、信じ難いほどです。

一部でしょうが、ベン・サス上院議員(ネブラスカ州)は、白人至上主義者に同調しているともとられ兼ねない(事実はトランプが白人至上主義者を利用しようとしているか?)姿勢を批判しています。また、ロムニー上院議員(ユタ州)は「共和党が若年層、高齢者、マイノリティーからの支持獲得に苦慮している」と述べています。これらは反トランプの意見に同調したものです。

さて部分的とはいえ

共和党員からも見放されつつあるトランプに幸多かれと祈らずにはいられません(笑)。

あす2020/10/22夜(現地時間)

つまり日本時間2020/10/23朝の最後の第3回(実質は2回目)討論会では、15分ごとの新しい議題に移るたびの先頭2分間のみ相手のマイクを消音させることになり、その後11分間は自由な討論(つまり割り込みあり)ということになったらしい(bbc 2020年10月20日)。

まるで中高生の討論会のような「情けない結果」ですが、これも割り込み癖のあるトランプの日常行為がそうさせたものでしょうね。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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