北朝鮮の金日成(在位:1972-1994)
回顧録「世紀とともに」の韓国発売を巡って、異論があるようで・・・・
統一部「金日成回顧録、出版経緯を把握して措置を検討」:韓国東亜日報 2021/4/23 08:08
これまた
無法国家・不法国家「韓国」の転換期をあらわしています。もともと無法国家・不法国家ですので、変わりはありませんが・・・・
この金日成回顧録「世紀とともに」ですが
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- 北朝鮮:労働党出版社が1992発売←生存中
- 日本:雄山閣が1997年発売←死後
- 韓国大法院判決:2011年「利敵表現物」
- 韓国:正式にサラン房から2021年発売
韓国では
統一部が出版経緯の把握を始めたので、出版社代表のキム・ソ(ス)ンギュン(82)が「現行法に違反する事項があれば、全て甘んじて受け入れる」としたようですが、海外の私でも指摘する
全ての国民は言論・出版の自由と集会・結社の自由を有する(大韓民国憲法第21条)
を、82歳の老人が忘れているようです。もちろんトラブルになれば裁判所の判断によるのですが、憲法や法律に従って裁判所が判断すれば、の話で、それが怪しいのが韓国。何しろ大統領からして「現実を見ない乖離(かいり)」の国です。
韓国の「自由」に関する実例です。
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- 2018/09/27 韓国の歴史上、現在のように言論の自由が謳歌される時期はなかった(訪米時の文在寅)←まったくのウソ
- 2019/07/17 産経新聞によれば韓国大統領府報道官が朝鮮日報日本語版と中央日報日本語版を批判し、事実上の「言論統制」←憲法無視
- 2020/12/16 康京和(当時の外交部長官 在位:2017/06-2021/01)表現の自由は不可欠だが絶対的な権利ではない←憲法無視(なぜ憲法に独立して書かれているかを知らないだけ)
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予測ですが
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- 今の左翼政権(あと10ヵ月)内の判断なら「出版を続行」(左翼の弱体化)
- 検討が1年以上の場合、特に次の大統領が右翼だと「出版停止」の小さな可能性
- 韓国では「憲法は紙切れ」でした。
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ただし
「わざと長引かせ世論の動向をみて」結局「出版を続行」させる手もあります。
1%ほど可能性がありますが、まず北朝鮮は韓国と対話しないようで「出版停止」をするかも知れません。
ただ韓民族にとっての「対話」は「自分の主張を相手が認める」ことのようで、「対話」を間違ってとらえていることに御注目を。
今まで韓国では
大統領文在寅が4年以上、率先して「反日」を続けてきました。それ以前から数えるともっと多いと見られます。
突然、文在寅が2021/01の演説で、「反日」の調子を弱めましたが、下部組織ではこれについていくことができず、同じころのソウル地裁が「日本の主権免除を認めなかった」のです。大統領の権限が強すぎる韓国では、よくあることで、お笑いですが・・・・
しかし、2021/04/21 ソウル地裁が「主権免除を認め」、原告の「日本政府の損害賠償訴え」を却下しました(原告敗訴)。
これで混乱したのが韓国司法界。もともと下位判決では、「時の権力に忠実な勢力」と「反発する勢力」があります。
しかし韓国の場合、法制度の未熟さもあり、明らかに「時の権力に忠実な勢力」が多すぎ、この事態に驚いたのです。
さてさて、皆様はどう思われますか。