プーチン(露)が言う
「約束を破り、NATOが勢力を拡大した」
「露は、それに対抗しなければならない」
に対しては、
日常的な「露の否定」
と片付けることが多いようですが・・・・
旧ソ連には属していたのに
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- ソ連崩壊後に「急に独立した国々」がいます。
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Poland/Czech/Slovakia/Estonia/Latvia/Lithuania/Romania/Hungary/Bulgaria(全部がEU/NATO加入済)
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- ウクライナは EU/NATO に現在(2022/6/24)未加入
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これらの9ヵ国が「ブカレスト9(Bucharest Nine)」を結成。
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- なぜ ソ連崩壊後に独立したのか
- なぜ ブカレスト9を結成したか
- なぜ EU/NATO に加入したのか
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ちなみに
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- ブカレストはルーマニアの首都
- ブダペストはハンガリーの首都
- ブチャはウクライナ北部(ベラルーシ国境から100km弱)にあり首都キーウ近郊都市、ここで露の虐殺があったらしい。後日、戦争犯罪と判断されるでしょう。
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これらの「なぜ」には
ソ連の独裁的な締め付けがあり、ソ連よりゆるい枠組みで個性を尊重した「EU/NATO」のほうに魅力を感じた
で応えることが出来そうです。
しかしEUが「キリスト教よゐこ倶楽部」のそしりを受けるのはやむを得ません。
トルコは、イスラム教世俗派が多いといえど、NATOには加入しながら、EUには長いあいだ加入申請しても未加入なのが、キリスト教でなければ入れないという疑惑を生み、「キリスト教よゐこ倶楽部」の宣伝となっています。キプロス/ギリシャの問題でしょうね。
一言で片づけるなら
ソ連の圧政に我慢できなかった
といえるでしょう。我慢できた元KGBプーチンの
「NATOが勢力を拡大した」
という考えにはこれが欠如し、「共産国特有の一方的な古い見方」であり、これに私は全く賛同できません。
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- ソ連崩壊後に起こった、露復権のための見方
- この露の復権に邪魔なのが NATO だった
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これは「旧ソ連中心」の間違った考え。
いまでもソ連中心のプーチンとしては、最適で、「自説に自信があればあるほど、相手が間違っている」としたがるもの。
もしも「EU/NATO」に疑義があれば、こんなに多くの国が参加しなかったはずです。
私ですか、そんなことはないでしょうが、「日本がEU/NATOに参加するか」と聞かれたならば、即座に私は「いいえ」と答えるでしょう(笑)。
「そんな女のひとりごと(増位山)」でした。
さてさて、皆様はどう思われますか。