韓国での「宋永武⇔文正仁」の争いがおもしろいですね。
国防相宋永武と大統領特別補佐官文正仁の「言い合い」です。
大統領府が、国防相の軽率な発言を「厳重注意」したのですが、私からみれば、大統領特別補佐官の発言にも深刻な問題があります。
しかし大統領府は、大統領特別補佐官を「注意」できません。今の左翼韓国政権はそういう体質であり、文在寅大統領そっくりの側近を「厳重注意」できるはずがないのです。
宋永武(ソン・ヨンム)国防相
かつて盧武鉉時代に、海軍参謀総長を経験していたようで、盧武鉉時代という点では今の文在寅と似ておりますが、国防相としては大統領とだいぶん体質が異なるようです。
文在寅は北朝鮮には決して何も言えないのに対し、宋永武は賛否は別として堂々と何かを述べております。
文正仁(ムン・ジョンイン)大統領特別補佐官
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特別補佐官(統一外交安保担当)であり、延世大学名誉特任教授ですが、本人が言うような「学者としての発言」とは誰もみなしていません。もしそうありたいならば、特別補佐官にならないで言えばよかったのですが、もし特別補佐官にならなければ見向きもされなかったでしょう。
旧ソ連のジャーナリストの言葉を思い出します。
ソ連で作品を出版出来ず、KGBとの問題もかかえていた作家がアメリカに行って、自分の思うとおりに書き、それを出版することもできるようになった。しかしその作品を読んでみようという人は誰一人としていなかった。故国ソ連では、少なくともKGBの人だけでも、作品を読む人がいた。:P.107 ロイス・フィッシャー=ルーゲ「ソ連市民200人との対話」平凡社
都合のいいように自分をもっていく方針でして、二足の草鞋をはく瀬戸際外交らしい韓国が、ソ連以上に弾圧・検閲している北朝鮮に限りなく接近しております。もう世も末ぢゃのぅ!
どちらが先だったか分かりませんが、構図としては次のようです。
韓国大統領府が宋永武国防相を厳重注意 軽率発言続き:産経新聞 2017.9.19
文正仁・大統領特別補佐官の話、これ以上聞くに堪えない:韓国東亜日報 2017/09/29
韓国大統領特補「金正恩氏は在日なので先代とは違う」:朝鮮日報日本語版 2018/06/08 09:46
特に最後ですが、米朝会談を4日後にひかえた発言で何を言おうとしているのかよく分かりません。
金正恩の父親は金王朝の2代目で北朝鮮人ですが、金正恩の母親が大阪生れだということで「金正恩氏は在日なので先代とは違う」と言えるとは不思議な人、率直にいえば「不可解・異様」な人でしょうか(笑)。なぜ「金正恩が在日朝鮮人」なのか、「日本人そっくりなので世間をだます」と言いたいのかも(笑)。
瀬戸際外交の卑怯なコウモリを演じる韓族らしいですね。
「先代とは違う」ように見せかけて「先代そっくりだった」と偽るのもまた、得意中の得意でした。
私としては・・・・・・
文正仁は文在寅大統領の代弁者であり、行き過ぎた北朝鮮礼賛者である文在寅に対し、アメリカの北朝鮮に対する攻撃性を中心に回りくどく「北朝鮮擁護」の発言を繰り返しています。
北朝鮮に何も言えない点では文在寅≒文正仁(ほぼ等しい)と言えるでしょう。
発音も(ムン・ジェイン≒ムン・ジョンイン)と似てますね!
しかし宋永武もまた文在寅政権閣僚としては不適切すぎるという印象です。
よって、どっちもどっち、というレベルでしょうか(笑)。
さてさて、皆様はどう思われますか。