アフリカ系市民投票権抑制との闘い。
なぜアメリカで投票するのは時に大変なのか:bbc 2020年10月28日
アメリカでの投票の実態ですが
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- 郵便投票の投開票について
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300件以上の訴訟があり、投票可能者・回収方法・不正投票の防止・公民権行使の徹底などが争点だとのことです。
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- 投票所の数の問題
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そもそも投票所の数が少ないのではないかという意見があります。数時間運転の必要な人もいるし、長蛇の列を辛抱しなければならない人もいるらしい。ネヴァダ州では期日前投票ができる一番近い投票所まで往復で約160キロは運転しなければならないようです。
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- 身元確認証の問題
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ウィスコンシン州では「投票しやすくなる一方、ズルがしにくく」なったらしい。どんな種類の「ズル」かを明らかにしてはおりませんが。
確認が投票制限に結びつかないかとも懸念されているようです。たとえば、運転免許がない人や定まった住所のない低所得者やホームレスなどの不利益です。
こんな問題もかかえながら
明日の大統領選挙に向かいます。
州によっては、投開票日の前日(つまり今日2020/11/02)になって初めて「期日前投票に触れることができる」ところもあるようです。
選挙人方式ですが、2州だけ(ネブラスカ州とメーン州)が票の数によって選挙人を割り当てるというごく当たり前の制度なのに対して、残りの48州は「獲得票数の多いほうが選挙人(これさえ州によってバラバラ)総取り」するという不可解さ。
選挙人制度をなくすよりも、全体の得数票での勝負にするほうが費用が高くつくためでしょうか、そうは思いませんが。
これら問題を含めて大統領選挙は行なわれるでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。