ドジャース元監督のラソーダが2021/1/7死去。
93歳だったそうで、ラソーダの若いころは知りませんが、何はともあれ野茂の近鉄→ドジャース移籍時(1995年)のドジャース監督でした。
野茂の投げる「あんなボール球」をよく振ると感心したものですが、それほどフォークボールの威力があったのでしょう。
MLB、ドジャースのトミー・ラソーダ元監督が死去 93歳:tbs 2021/01/09
トミー・ラソーダ氏死去 元ドジャース監督 93歳:日刊スポーツ 2021/01/09 5時8分
先日(2020/12/29)に98歳で亡くなったカルダン。
なくなった歳はラソーダが93歳と、カルダンよりは若いのですが、よくぞ長生きしたという印象です。
今の若者には「これだけは譲れない」という矜持(きょうじ) をもった人間がめっきり少なくなったようだ。彼らはみな、周囲の意見によく耳を傾け、素直に従う。それはたしかに上司からすると扱い易い存在であるが、ときには、野茂英雄が見せた「自分でつくったこのフォームは変えない」というような唯我独尊の精神が、持てる才能をひときわ大きく開花させる力になることも、忘れてはならない。:P.107 森純大著 村田兆治監修 HBJ出版局
ラソーダの記事ですが、ラソーダがついでになってしまったほど活躍したのが野茂英雄でした。
今考えると、アメリカ人選手や他国籍選手がビュンビュン振り回して空振りを取っていた野茂が立派だったと言わざるを得ません。フォークを活かす直球の威力があったのですから。
野茂には「フォークと直球」しかなかったとされますが、「フォークに何種類もあった」ことは、あまり知られていません。
さてさて、皆様はどう思われますか。