カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ウオノエ(寄生虫)

2020年08月14日 22時48分42秒 | 科学技術

やっかいな寄生虫

多くは「熱・冷凍」で死滅するらしいとは言え、魚を生で食べることが多い日本特有の病気なんでしょうか。 


舌を食べる寄生生物、魚の口の中から偶然の発見 米研究:cnn 2020.08.14 


ある研究者が

ベラ科の魚の口の中に住んでいた寄生生物を偶然発見。

海草を餌としていることが多いベラ科の魚としては珍しかったようです。

本来ウオノエは、フエダイ科の魚を好み、なぜベラ科の口の中に生息していたのかは、今のところ分かっていません。


可愛くて美味しい寄生虫『ウオノエ』 醤油味の炊き込みご飯は絶品?:2020年7月10日


胃の寄生虫、『アニサキス』について:2015年5月号

鯖寿司を食べた後から胃痛を起こすことがあり、瞬時の70°C以上や24時間以上の冷凍で死滅しますが、酸や醤油(ワサビなど)には抵抗力があることからシメサバなどに含まれることが多いとのこと。 


アニサキスだと思ったらすぐに病院へ:ささき医院

アニサキスは-20℃以下で24時間以上の冷凍処理で死滅するようです。 


世の中には日本と異なる習慣もあるようで

      • たまごをご飯にかけて食べる人が多いのが日本ですが、ほとんどの国では衛生上の問題として熱処理しない鶏卵食は避けられているようです。
      • 寄生虫の症例は火を通さない魚の生食をするところでよく見られ、日本でもたまに寄生虫による症例が見られ、日本特有なのかも知れません。
      • 中国の海の近いところでは、海水魚よりも淡水魚がおいしいとされ、これに火を通して食すようです。これは古代から「海の魚介類には寄生虫が多い」として避けられ、その代わり「川の魚介類に火を通して」食べる習慣になったからでしょうか。
      • 「海の魚介類のほうがおいしい」にもかかわらず、長期間にわたって汚染された中国沿岸では、また違った知恵があり、中国人は「海の汚染 ≫ 川の汚染」とみなしてきたのかも知れない、これが日本人としての私の予測です。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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