現役の沖縄県知事翁長雄志が67歳で死去しました。
30時間ほど前、ある人と話をしていて
- 退院後の翁長がみすぼらしくなった
- まだ前の仲井眞のほうが知性があったためか悩んでいた(悩むというのは知性がある証拠)
- 知性がない翁長は悩むことなどなく、「こうあるべきだ」という信念にとらわれた
- 中国から取り入れたらしい沖縄の石敢當(いしがんとう)が、ところどころの三叉路にたっていますが、私は最初「魔物だけが一直線に進むので、これを吸収するために設置している」という意味が分らないままでした。しかし翁長のように「こうあるべきだ」と譲らず、決して曲がれない人のことを「魔物」に譬え、これを吸収するために石敢當を置いたのだとすれば、まさに翁長が「石敢當に吸収されるべき魔物」だったことになります。琉球のかつての賢人たちは右や左へ曲ることができたので、このように石敢當を理解して取り入れたようです。
そんなことを思い出しました。
政治を志した人は、つねに批判されます。
どう転んでも必ず反対する人がいるものです。
こうした人の意見にも耳を傾け、それを取り入れることが、政治家の役割でしょうが、翁長にはその荷が重すぎたようです。単なる那覇市の市長ではなく、より広い沖縄県知事という意味を理解していなかったのでしょう。
これはトランプにも言え、大統領の荷はトランプには重すぎます。
また文在寅もまた、韓国社会を統率したり外国と交渉する大統領の荷は重すぎます。
この点で「翁長 ≒ トランプ ≒ 文」ですね。
4年任期が終わる2018年11月の知事選挙には
翁長の2期目を目指す取り巻き連中がいましたが、退院後の翁長雄志はげっそりと痩せ、頭髪も抜け、あまりにも「みすぼらし」すぎて、私はとても無理だと思っておりましたが、4年任期のうち3年9ヶ月で死去したのでした。
知事不在になった日から50日以内の選挙が行なわれることになっているらしく
11月の知事選予定が、2ヶ月前倒しで9月にも行なわれるでしょう。
よって今年3月の石垣市長選挙前と同じように、やがてコンピュータによる電話アンケートなるものがかかってくることでしょう。
翁長沖縄知事が死去 67歳 辺野古新基地反対を貫く:沖縄タイムス 2018年8月8日 19:20
口を開けば辺野古新基地反対でしたが、「普天間返還や、米軍基地のもととなる中国に対しては、いっさい何もいわなかった」という不自然さを見せていました。
意識混濁の状態であることはニュースで知っておりましたが、その直後に死去したことになります。
さてさて、皆様はどう思われますか。