カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ミャンマー(8)米が中国へ非難要求

2021年02月08日 08時39分33秒 | アジア

米国務長官ブリンケンがミャンマーの政変で

中国がミャンマーのクーデターを非難する

よう促したらしいのですが、これは効果がないでしょう。


米長官、中国にクーデター非難促す:北國新聞 2021/2/6 12:11


記事では

こう促された中国がどういう反応をしたかについて、触れていません。

私の思うところ

中国は「内政干渉だ」と叫ぶでしょう。

中国がミャンマーの軍事クーデターを

利用したいのは当然であり、ミャンマーの軍事クーデターを陰で応援していたとも考えられます。

従って「中国がミャンマーの軍事クーデターを非難できない」のは、アメリカも当然分かっているでしょう。

中国は、弾圧国家らしく

フィジー(2006年)やミャンマー(2021年)の軍事クーデターをみるまでもなく、中国は軍事クーデター政権側に寄り添い、ここぞチャンスとばかり支援し、決して軍事クーデターを非難することがありませんでした。同じ穴のムジナでしょうか。

これをみこしてバイデン政権下の国務長官ブリンケンが「国際社会と共にミャンマーの軍事クーデターを非難」するよう求めたものと受け止められています。

なおその後フィジーは

2006-2014年の軍事政権を終え、国名も若干かえて、今は民政化したらしい。NJや豪の「内政干渉」が多いので例の弾圧中国と関係が深く、微妙なかじ取りが要求されています。 

このあたりは韓国に関係しそうです。

裁判所の決定が「憲法違反」になったとすれば、文在寅は立場上やむをえず

      1. 判事を罷免(韓国の法体系からしてあり得ないか)
      2. 憲法改正(これも諸般の国際情勢からあり得か)
      3. 憲法を停止して予定通りの独裁政権を樹立

するかですが、どれも実施せずに、裁判所を守り外国である日本の主権を免除せず、ひたすら「韓国内の裁判所の決定に外国である日本が従うよう進めてきた」ようです。国内と国外の区別さえできないありさまです。

「威嚇に動じなかった日本」が見られ1年以上経過した頃にしびれを切らせた文在寅が「日本へ再接近する姿勢」を見せ始め、「それにだまされてはいけない風潮がある」というのが最近の動きです。

とにかく韓国民が支持した(はずの)文在寅の決定ですから、日本は気を長くして「脅しが効かない」と主張するだろうことは間違いありません。

とにかく米国民が支持した(はずの)トランプが4年の任期を終えて次期バイデンに移行しましたが、トランプと文在寅は、方向こそ違え「同質のアヤシイ大統領」であり、この両者が交代しなければならないとする私の考えは、いまだに変わっていません。

この目標の半分以上が達成され、あとは文在寅の去就のみになってきました。

あと1年強の任期を残すだけとなった文在寅の「後釜」論争が起こってきそうですが、まだ公には議論されていないようです。

このあたり韓国と米国の違いがあるようで、強烈締め付けのある韓国では、まだ言い出せないのでしょうが、さすがに今年の夏頃(半年前か)には「ポスト文在寅を誰にするか」の議論が出ていると思われます。

そのころになっても出ていないとすれば、「異常事態宣言」ですね(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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