中東でIS(アイエス)とは
- IS( Islamic State:イスラム国)
- ISIL( IS in Iraq and the Levant:イラク・レバントのIS)
- ISIS( IS of Iraq and Syria:イラク・シリアのIS)
などの超過激集団のことを指します。
イスラム国とは言っても、国境をもった「国」だと認められておらず、あくまでも「自称」に過ぎません。
普通「IS」と呼ばれています。
2011年03月・・・・・・シリア内戦始まる
シリアでの弾圧がシリア内戦(シリア騒乱・シリア危機・シリア紛争)の始まり。
2018年12月・・・・・・まだシリア内戦が続いています
シリア政府と反政府軍の争いでしたが、クルド人やISが加わりました。
- 米有志軍がシリア「反政府軍」を支援(2014/08)
- 露軍がシリア「アサド政府軍」を支援(2015/09)
外国による空爆が始まり、ISが地元の人たちの間に紛れ込んで姿を消したので誤爆や民間人の被害も増え、より複雑になりました。
これに関連し、多くの難民が発生して国外へ流出、ヨーロッパ各地で、定着したり地元の人たちと問題をおこしました。
「反政府軍(クルド人)」の間でも対立や戦いが増え、しかもこれが朝令暮改のため、誰も全体像を把握できていません。特にトルコ国内ではクルド人が反政府ゆえ、そのトルコがシリアに介入しようとすると、シリアでクルド人を支援しているアメリカ有志軍と対立します。
8年もかかって
ようやくISをこの地から追い出しつつあり、むしろISがシリアから脱出して、イエメン・中央アジア・アフガニスタン・パキスタン、そして東南アジアへ移り影響を及ぼしつつあるのが心配です。
つまりISの資金源が絶えないということですね。どこ経由なんでしょう。
シリアでは、内戦がどう進むのかも分からず
したのに外国軍さえ、どうなるか分からないのです。
シリア関連の概略です。
2011/03/15 シリア民主化弾圧が発端で内戦開始
2014/08/08 アメリカ有志軍が空爆開始
2015/07/21 トルコのシリア国境で爆発(ISか)
2015/08/30 アメリカ有志軍の空爆にトルコが初参加
2015/10/30 ロシアがシリア空爆開始
2015/10/26 トルコで銃撃戦か(ISか)
2015/11/13 パリ(フランス)で同時多発テロ(ISか)
2015/12/02 シリアISへの空爆を英議会が可決
2016/01/05 トンネル網でISが支配
2016/06/28 トルコでテロ(ISか)
2017/04/06 米がシリア空軍基地爆撃(習近平と夕食中)
2017/12/11 プーチンが「シリア撤退準備」を表明したが
2018/06/09 プーチンが「国益の限りシリア駐在」と豹変
2018/09/22 イランで軍事パレード襲撃される(ISか)
2018/12/19 米軍がシリア撤退開始
2018/12/25 リビアで自爆テロ(ISか)
シリアを中心とした中東の砂漠地帯で
が続きます。これは
石油がもたらした光と影なのか
人間の権力欲の結果なのか
私などに、わかるはずがありません。
さてさて、皆様はどう思われますか。