性暴力と南アフリカ エイズと若者たち/ル・モンド・ディプロマティーク

2005-10-25 22:13:12 | 世界
南アフリカのような国で、恐るべき件数のレイプが行われているというのに、社会がそれに比較的無関心でいる現実を、どう説明したらいいのだろう。エイズの猛威に直面するなかで、どんな想像力の逸脱から、若者たちは強制によるセックスを「普通」だと信じ込むのだろう。この精神構造を変えるには、いずれにせよ、当局の時間稼ぎと支離滅裂な対応以上の何かが必要だろう。[フランス語版編集部] 性暴力と南アフリカ エイズと若 . . . 本文を読む

旧ソ連圏「カラフル革命」の再検証/ル・モンド・ディプロマティーク

2005-10-25 22:11:09 | 世界
「オレンジ革命」から1年も経たないうちに、革命のリーダーたちは仲間割れした。ウクライナで9月8日、派閥闘争と腐敗が絡んだ政界再編の中で、ユーシェンコ大統領がチモシェンコ首相を解任したのだ。この一件は、セルビア(2000年)、グルジア(2003年)、ウクライナ(2004年)、キルギス(2005年)で起こり、ベラルーシやカザフスタンにも飛び火するやもしれない現象について、われわれに再評価を促すものだ。 . . . 本文を読む

他国を見習えというエリートの口癖/ル・モンド・ディプロマティーク

2005-10-25 22:08:19 | 世界
フランスとオランダが欧州憲法批准の国民投票を否決したのに続いて、ドイツ連邦議会選挙でも新自由主義の唱道者が敗北を喫した。ゲアハルト・シュレーダーの反社会的な改革にも、その政敵アンゲラ・メルケルが予告したさらにひどい改革にも、ドイツの有権者は制裁を加えた。だがヨーロッパでは、こうした方向の政策、つまり富裕層にさらに有利な税制や、失業者に対する懲罰的な措置が実行に移されており、多くの市民はいまや社会的 . . . 本文を読む

カトリーナ被災地に群らがる禿鷹ども②/ル・モンド・ディプロマティーク

2005-10-25 22:03:48 | アメリカ
2004年9月にレベル3のハリケーン・アイヴァンが来たときも(市への直撃は最後の瞬間に免れたが)、ネーギン市長は受け身の姿勢を厳しく批判された。このときも貧しい住民を避難させる手段は何も考えられていなかった。市当局はこうした批判を受けて、貧困地区向けに3万本のビデオを制作したが、配布はされていない。中身は「市が動くのを待つな。州が動くのを待つな。赤十字が動くのを待つな。さあ行け」というものだ。市が . . . 本文を読む

カトリーナ被災地に群らがる禿鷹ども①/ル・モンド・ディプロマティーク

2005-10-25 22:03:18 | アメリカ
9月24日から25日にハリケーン・リタが通過すると、アメリカ人はほっと胸をなでおろした。しかし、その1カ月前にカトリーナが引き起こした甚大な被害、そしてブッシュ大統領による災害対策のずさんさは、今なお彼らの心に重くのしかかっている。ホワイトハウスは「これまで以上に大きくすばらしい」ニューオーリンズを「再建」すると宣言したが、総額2000億ドルの復興計画でいちばん得をするのは、大統領御用達の企業だろ . . . 本文を読む

★中国・胡錦涛の新戦略/田中宇の国際ニュース解説

2005-10-25 08:31:28 | 世界
中国で、地方や中央の行政機関の失策や腐敗に対する、市民の抗議行動が増ているという。昨年あたりから、中国各地の役所前などで発生する市民の抗議集会やデモ行進の情報が、少しずつ外の世界に漏れ出し、香港や台湾、欧米や日本などのマスコミで報じられることが多くなっている。 http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/PEK31100.htm  市民が抗議行動を起こす理由 . . . 本文を読む

ナシリヤ:バドル旅団がスンニ住民に二日連続テロ/イラク・レジスタンス・レポート

2005-10-24 21:40:06 | イラク
22日朝、バドル旅団の部隊がイラク南部の都市ナシリヤでスンニ派住民の家屋を1軒ごとに襲撃し、世帯主の貴重品を盗んだり、逮捕状なしに70人以上を拘束したりした。そのようなスンニ派を狙った襲撃と強盗は前日に次いで2日目だった。 □□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□ イラク・レジスタンス・レポート(日本語版)      転送・転載可   編集・発行 山本史郎   web . . . 本文を読む

光州事件25周年「光州の記憶から東アジアの平和へ」京都展/徐 勝

2005-10-24 21:33:46 | 映像・美術
今年は、第2次世界大戦終結60周年、日韓国交回復40周年にあたる年で、日韓両政府、民間団体による多くの行事が行われています。しかし今春、竹島問題や歴史教科書問題、靖国問題などで、過去最良といわれていた日韓関係は一転して険悪なムードが流れました。「韓流」が“ブーム”に終わらずに、東アジアで平和が実現されることを願ってやみません。 12月の光州事件25周年「光州の記憶から東アジアの平和へ」京都展のご . . . 本文を読む

重慶特殊鋼鉄労働者の権利闘争が暴力的に鎮圧!/China Now!

2005-10-23 22:22:16 | 労働運動
10月7日、重慶特殊鋼鉄工場の万にのぼる権利闘争行動は現地政府の暴力的な弾圧に遭い、3名が死亡、数十名が重傷を負い、数え切れないほどの軽傷者を出した。 ■――――――――――――――――■ ■   China Now!    ■ 第23号2005年10月24日 ■――――――――――――――――■      権利闘争への支持を!        重慶特殊鋼鉄労働者の    権利闘争が暴力的に鎮圧 . . . 本文を読む

「反テロ」大義に言論に忍び寄る検閲/外岡秀俊・朝日欧州総局長

2005-10-23 13:05:51 | 世界
13日に発表された今年のノーベル文学賞を、誰よりも煙たく思っているのはブレア英首相だろう。受賞した英劇作家ハロルド・ピンター氏の作品は、セリフに沈黙が多いことで知られる。それと裏腹に、政治批判には多弁で、とりわけイラク戦争での舌鋒は鋭かった。反戦デモの先頭に立ってブレア首相を「戦争犯罪人」と弾劾し、ブッシュ米大統領を「国家テロリスト」とまでこきおろした。 ピンター氏は長い間、人権や「表現の自由」 . . . 本文を読む

バスラで強奪された2英工作員の捜査責任者が怪死 英軍が関与か/アラビア・ニュース]

2005-10-23 12:43:17 | イラク
アラブ人“テロリスト”に変装しイラク警察に捕まり、英軍戦車によって奪還された英秘密工作隊員2人の調査に関する責任者であった英国警察の主任捜査官がバスラで怪死した。「アメリカの謀略戦争-9.11の真相とイラク戦争」などの著作があるカナダのミッシェル・チョスドスキー教授は、この死亡に英国防省の関与を強く示唆する論評を10月17日付のカナダのグローバル・リサーチ研究所のサイトに掲載した。 ------- . . . 本文を読む

広がる正統イラク・レジスタンスとのコミュニケーション/イラク・レジスタンス・レポート

2005-10-23 12:39:43 | イラク
「2005年9月末、<イラクの主権を支持し占領に反対するスペインの運動(CEOSI)>は、イラク・レジスタンス国際局(IRIR)の代表会議を開いた。それはこの組織(IRIR)の存在と活動に由来する重要性をかんがみて、イラク占領軍に反対するこれら全グループの公式の対話として認識を補強することを確信するゆえに、CEOSIは可能なかぎりあらゆる分野と組織に全情報を広めることが望ましいと考えている。それは . . . 本文を読む

WTOブログ開設!/ATTACジャパン秋本

2005-10-23 12:34:21 | 世界
12月13~18日、香港で第6回WTO閣僚会議が開催されますが、この会議のあり方について、途上国をはじめ世界各地から様々な意見が出されています。そこで、香港ピープルズ・アライアンス(HKPA:香港の労働組合、NGO、社会運動団体で構成)は、WTOに対して非暴力で民主的に異議申し立てをしていくために、12~18日に会議、ワークショップ、集会、討論会、デモなど、様々なイベント(ピープルズ・アクション・ . . . 本文を読む

これが鉄道の規制緩和の実態だ!/地脇@鉄ちゃん

2005-10-23 08:52:08 | 社会
尼崎でのJR事故のあと、鉄道の規制緩和を押し進めてきた政府の責任をわかりやすく明らかにできる資料を作れないものかとあれこれ思っていたのですが、とりあえず作ってみました。 「これが鉄道の規制緩和の実態だ!」(未完成版) http://www.geocities.jp/aichi200410/kiseikanwa.pdf 規制緩和前と緩和後の関係法令の条文を新旧対照にし、解説を加えています。 作っ . . . 本文を読む

10月10日全パキスタン労働組合連合(APTUF)はパキスタン地震被災者支援の

2005-10-22 11:30:38 | 労働運動
10月10日全パキスタン労働組合連合(APTUF)はパキスタン地震被災者支援の要請を世界の労働者市民に発しました。APWSL(アジア太平洋労働者連帯会議)日本委員会はこの支援カンパに取り組むことを決定し、レイバーネット日本にも協力をお願いすることを決めました。 <パキスタン地震被災者支援の要請> 全パキスタン労働組合連合からの緊急アピール(2005/10/10) 地震被災者が援助を必要として . . . 本文を読む