イスラエル軍が白リン弾使用で処分/ブログ「壊れる前に…」から

2010-02-02 12:03:09 | 世界
Israel: 2 IDF officers endangered human life in Gaza with white phosphorous use - イスラエル政府がこのほど国連に提出した報告によれば、一年前のガザ攻撃の際にイスラエル軍が白リン弾を用いたことに関して、2人の将校が懲罰処分を受けたそうです。「鋳られた鉛」作戦終結間近だった1月15日、ガザ市南部の Tel al-Hawa 地区にある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校に向けて白リン弾を用いるようにこの2人が命じたのは越権行為であったというのがイスラエル政府の説明です。

人口密集地での焼夷兵器の使用は国際法で禁じられていますが、イスラエルはこれまで独自の調査の結果として、民間人の多いところで白リン弾を用いた事実はないと主張してきました。今回、昨年秋に国連がまとめたゴールドストーン報告書で出された疑義に対する回答として、はじめて国際法に抵触する戦争犯罪行為があったことを認めたことになります。

越権行為云々というのは、軍という組織としての問題ではなく、組織から切り離された個人の責に帰すという形をとったということでしょうか。

ガザ侵攻に抗議するプラカードの写真は nagillum さんが CC-by で公開しているもの。反シオニズムのユダヤ人団体の人たちがロンドンのデモで掲げていたプラカードだそうです。
http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-ccd5.html

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