【名古屋・錦】モーセスグループのキャバクラ、賃金未払い

2011-06-10 08:21:15 | 労働運動
【錦】モーセスグループのキャバクラ、賃金未払い
――労組の団体交渉要求に返答なし――
http://imadegawa.exblog.jp/16103715/

■”histoire”代表の藤林忠之店長、行方不明
名古屋・錦のキャバクラ・”histoire”(イストワール)が
従業員らに給料を払わないまま閉店し、
代表をつとめていた藤林忠之店長の行方が
つかめていない。
イストワールは
錦で複数のキャバクラを擁する「モーセスグループ」に
属するとされていた。

賃金未払い状態の女性従業員3名が
愛知県の個人加盟制労働組合・名古屋ふれあいユニオン
(「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」加盟)に
加入。
店に対して
団体交渉の開催や未払い賃金の支払いなどを
求めているが、
6月9日現在、返答がない。

■突然の即日解雇、賃金踏み倒し
名古屋ふれあいユニオンに加入した女性従業員3名は、
今年5月2日に
イストワール代表の藤林忠之店長からいきなり、
「今日はお給料出ません」と言われたという。

さらに5月4日には、
3人のうちの1人・Yさんが
店に「出勤確認」の電話をしたところ、
店の主任から折り返し電話があり、
「来なくていいと部長が言っているので、
あとは部長に聞いてください」などと
解雇を通告されたというのだ。

3人は
部長の電話番号を知っているYさんを通じて
部長に電話をしたというが、
部長は電話に出なかったという。

そして今、
イストワールは閉店状態となっている。
踏み倒された賃金は、
3人分だけで実に137万4450円にも上る
(さらにここには、
支払いが約束されていた「指名手当」や
「同伴手当」・「場内手当」などが含まれていない)。

3人は、
「イストワールは
『モーセスグループ』のお店だと聞いて
安心して入店した。
お給料が払ってもらえないことになるとは
思わなかった」と訴えている。

■「未払賃金立替払制度」も使えない!
何よりも問題であるのは、
店の代表を務める藤林忠之店長が
姿を現さない点である。
きちんと藤林店長が団体交渉に現れて
賃金不払いを謝罪し、
破産手続きを開始すれば、
3人は厚生労働省の「未払賃金立替払制度」を
利用できる可能性がある。

名古屋ふれあいユニオンは、
「お金がないならないで、
仕方のない部分はある。
けれどせめて、
労組との団体交渉に応じて
きちんと破産手続きを取るなど
最低限の責任は取るべきではないか」と
主張している。

また、
イストワールが属するという「モーゼスグループ」も、
代表者や本部所在地も含めて不明な点が多い。
傘下のキャバクラで
このような不祥事が発生している以上、
一定の責任を負うべき立場にあるのではないのか。

名古屋ふれあいユニオンは今後も、
労働基準監督署への申立や
風俗営業許可を行なった警察への情報公開請求、
裁判所への申立てなども視野に入れて
3人を支援していくとともに、
広く市民に情報提供を呼びかけるとしている。
(JanJan Blog 6月9日から加筆転載)

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酷い話ですね。 (ATU吉田です。)
2011-06-10 21:59:02
責任者が責任を取らず、女を食い物にする姿に腹立たしく思います。法で裁く事は出来ないのだろうか。

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