【長崎】被爆遺構「住吉トンネル」保存についての集会案内/"たぬ涼"

2007-07-10 23:21:53 | 集会情報
長崎の住吉に、手付かずにある大型被爆遺構として、戦時中掘られたトンネル
があることはご存知とのことと思います。
この6本のトンネルを、長崎市はたった2本だけ残し、他の4本を塞いでしま
おうとしています。また、残す2本も山里小学校の防空壕のように完全に表面
をつくりかえる計画で、まるで新しいトンネルの入り口のようになりそうです。
「戦争の証人」である、強制連行と被爆の遺構「住吉トンネル」の保存が
そんなかたちでいいのでしょうか。
この問題につき、集会が開催されます。多くの方ご参加ください。

(以下案内より)
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人の手で掘られた戦争・被爆遺構―旧三菱兵器製作所トンネル工場跡
「住吉トンネル」を知っていますか?

 1945年8月9日、長崎に投下された一発の原爆で、徴用・強制連行された
朝鮮人や中国人を含む約8万人を超える一般市民が死傷した中、被爆者たちの
避難所ともなった、兵器製作工場のために掘られた長さ各300M/6本の大型
トンネルが、市道の拡幅工事で、40数年ぶりにその全容を現しました。
 長崎市は、このトンネルの2本だけを被爆遺構として公開保存するとして
います。
 核兵器を廃絶し、自ら再び戦争を起こさない・起こさせないために、この
トンネルから今、何を学び、どう保存していくといいのでしょうか?
 長崎市内最大の戦争・被爆遺構の保存公開をどうするか。多くの市民の
皆さん、共に考えあいましょう。

●と き:2007年7月15日(日) 午後2時~4時
●ところ:被災協2階(平和公園横・被爆者の店2階)
●入場無料

●なかみ:・挨拶と趣旨説明 
     ・講演「住吉トンネル」とは? その保存の意義
       講師:高實康稔さん(岡まさはる記念長崎平和資料館理事長)
     ・被爆証言
       証言者:谷口稜曄さん(長崎原爆被災者協議会会長)
     ・意見交換
       住吉トンネルの公開保存の必要性とありかた

●共 催:「被爆体験の継承を考える市民の会」
     「長崎県被爆教職員の会」
     「長崎県被爆二世教職員の会」

●連絡先:「被爆体験の継承を考える市民の会」


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