平和を求めるユダヤ人の声:パレスチナ危機への賛同依頼/Jewish Voice for Peace

2014-07-12 01:50:52 | 世界
(益岡賢さんから)

Jewish Voice for Peaceがパレスチナ攻撃に関するオープンレターへの賛同を募っています。

慌ててですが、日本語にしましたので、ご案内いたします。
http://trans-aid.jp/index.php/article/detail/id/41324/

平和を求めるユダヤ人の声:パレスチナ危機への賛同依頼

私たちは現在の危機の根本的な原因に向き合わなくてはならない。

私たちは、断固として自由と正義を求めます。その立場から、イスラエル・パレスチナの危機の根本に、イスラエル政府が進めている占領政策があることを認めざるを得ません。

私たちは、すべてのイスラエル人とパレスチナ人が、安全と正義と平等を手にすべきであることを、ここに改めて確認します。亡くなられたすべての人を悼みます。私たちの「公開状」に署名してください。1万8000筆が集まったら、The ForwardとHa'aretzに掲載します。

公開状

エルサレムからガザまで、ヘブロンからベエルシェバまで、膨大な苦痛と恐怖が支配する現在、私たちは、すべてのイスラエル人とパレスチナ人が、安全と正義と平等を手にすべきであることを、ここに改めて確認し、亡くなられたすべての人を悼みます。

私たちは、断固として自由と正義を求めます。その立場から、現在の暴力の圧倒的多数がパレスチナの人々に加えられているものであることを認めざるを得ません。そして、この暴力の根本原因には、イスラエルの不法占領があることを確認します。

私たちは、以下の信念を共有しています:

・パレスチナ人の人権を否定する状況を終わらせる必要があること。

・不法入植を終わらせなくてはならないこと。

・民間人への爆撃を終わらせなくてはならないこと。

・子どもたちを殺すことをやめなくてはならないこと。

・ユダヤ人の命のためと称して他の人々を犠牲にすることを終わらせなくてはならないこと。

すべての人の平等を認めることによってのみ、この恐ろしい惨劇を終わらせることができます。
http://org.salsalabs.com/o/301/p/dia/action3/common/public/?action_KEY=16061


「平和を求めるユダヤ人の声」サイト

署名サイト

**********

ヒトラーのドイツ 1933年~1939年 / B・J・エリオット
http://trans-aid.jp/index.php/article/detail/id/41152
数週間にわたる集会とパレードの後に行われた新たな選挙で、ナチスは総投票数の43・9%しか得られなかったことに失望した。しかしながら、d同盟していた国家国民党を合わせると何とか過半数を超えた。共産党の議会参加が禁じられると、ナチスは絶対多数を占めた。

1933年3月5日ライヒスターク(議会)選挙結果:

ナチス 1727万7200票

社会民主党 718万1600票

共産党 484万8100票

中央党 442万4900票

国家国民党 313万6800票

選挙後1か月のうちに、ヒトラーは、独裁の土台となる法律を通した。いわゆる「全権委任法」で、立法権を議会から内閣に、すなわち実質上ヒトラーに移すものだった。

この法案に反対したのは社会民主党だけだった。他の党が賛成したのは、ヒトラーがこれらの党に対し、自分は権力を悪用しないと約束したためだったかもしれない。結果として、「全権委任法」は反対票の4倍の賛成票をもって可決され、ナチスが全ドイツを支配する道が開かれたのである。

【この本は1966年にロングマン社が出した高校生向けのテキストです。歴史的な経緯の細部を厳密に論ずるためにはより専門的な書籍を参照すべきなのですが、

他の党が[全権委任法に]賛成したのは、ヒトラーがこれらの党に対し、自分は権力を悪用しないと約束したためだったかもしれない。

という点を紹介したくて訳しました。

日本でも、「強制しない」「歯止めがかかっている」「乱用しない」として通した法律は、いったん通ってしまうと乱用されます。もちろん、ある行為を許容する法律をわざわざ通すのですから、そもそもそのような主旨があるわけで、後になって「乱用ではない」と開き直ることはいったん通してしまえば簡単です。

「閣議決定」された集団的自衛権については、立法権や憲法解釈権を議会や司法から内閣に移すという手続きさえなしになされたものですので、今の日本の政府の振る舞いは、法手続き的にはこのときのナチスよりもめちゃくちゃです。】


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