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ババ抜きは早くも終盤?

2016年09月22日 | 不動産業界
政務調査費の不正請求問題 
 
今は富山県議会が大騒ぎですが 
 
日本中の地方議員の皆さんビクビクしてるでしょうね。 
 
これ一部の議員の問題ではありません 
 
多分このお金は 
 
好き勝手に使って良い 
 
こんな意識が議員さんの中では蔓延してたのだろうと思います。 
 
つまり悪い事だとは思ってなかった訳です。 
 
ところが 
 
ある日を境に 
 
この常識がひっくり返っりました。 
 
言うまでもなく 
 
兵庫県議会の野々村議員の号泣記者会見です。 
 
あの号泣がなければ 
 
一地方議員の会見が全国で流れる事もなかったでしょうから 
 
政務調査費の問題が全国的に浮かび上がる事も無かった訳です。 
 
もしかしたら桝添知事の辞任も無かったも知れませんね。 
 
そうやって考えると 
 
富山県議会の皆さんもある意味災難ですね。 
 
この問題は 
 
議員個人の問題と言うより 
 
制度の運用に問題があった訳ですが 
 
しかし今回の騒ぎで 
 
大きく議員さんの意識が変わりますから 
 
日本中では莫大な税金のムダ使いが無くなるんですよね。 
 
その意味では大変良い結果となる訳です。 
 
しかしこのムダ使い 
 
市民オンブズマンやなんかが長年頑張ってもどうにもならなかったのに 
 
たった一人の男が 
 
カメラの前で大泣きしたために一気に解決した訳です。 
 
皮肉な話しですが 
 
結果としては 
 
政界浄化に一番寄与したのは野々村議員って事になります。 
 
しかし世の中の動きは 
 
大体そんな物ですよね 
 
一人の個人によって 
 
世の中全体がガラッと変わる 
 
これは歴史を見ればよくあります。 
 
最近では 
 
チュニジアで自殺した一人の露天商の青年 
 
これがアラブの春となり 
 
カダフィー、ムバラクを政権から追放し 
 
そしてシリアの内戦やISの台頭につながってる訳です。 
 
歴史にもしは馴染まないとも言われますが 
 
あの青年の自殺がなければ 
 
中東では独裁政権が続き 
 
結果ISの台頭もなければ 
 
こんなにたくさんの人が死んだり 
 
あるいは難民が発生したり 
 
なんて事もなかったのかも知れません。 
 
まぁしかし個人が全てを引き起こした訳ではありあせんね 
 
元々ガスが充満してるような感じで 
 
社会に不満が鬱積していて 
 
その点火剤の役目を自殺した青年が担った訳です。 
 
ですから 
 
時代の変化を読みたいのであれば 
 
むしろ爆発前のガスがどれだけ溜まってるか? 
 
ここに気を配るべきですよね。 
 
爆発すれば様相は一変するのは今の中東を見ればよく分かりますが 
 
私達日本でも同じ充満の危険を感じるようになりましたね。 
 
それはアベノミクスと日銀の異次元の金融緩和 
 
どうもこれがいっぱいいっぱいで崩壊寸前 
 
そんな気がします。 
 
不動産業への融資がバブル期を上回った 
 
なんてニュースが流れましたが 
 
私達の現場では 
 
買い付けを入れた業者が 
 
銀行から融資を断られた 
 
そんな話しをチラホラ聞きます。 
 
不良在庫が溜り 
 
そっちを処分してから金を借りに来いって訳です。 
 
実需がほとんど伸びないのであれば 
 
仮需が崩壊すれば 
 
もう大災害ですからね。 
 
私自身は 
 
それにおびえながら 
 
ビクビク経営をしてる訳です。 
 
ババ抜きも終盤 
 
私が今感じてる事です。 
 
 

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