不動産の仕事を長く続けるには
精神状態が安定していなければなりません
日によって不機嫌になったり
あるいは周りが引くほどの上機嫌になったり
なんて傾向があると
中々長続きしません。
また仕事の上では毎日なんかしらの問題が発生しますから
その都度落ち込んだり
あるいは激昂したりするようでは
人が距離をおくようになりますから
中々成果は上がりません。
ですから
この仕事で一番大切な事は何かと問われば
感情の起伏を極力抑え
水平飛行を保つ事です。
が
これ
言うのは簡単ですが
中々実践するのは難しいのです。
私自身がまだまだです。
数日前も
こちらの話を一切聞かず自分の都合だけを
一方的にまくしたてる同業者にムカッとしました。
そんな訳で
感情の起伏を極力抑える
なんて言っても
それを水平の状態まで持って行く事は
私に関して言えば
多分死ぬまでムリです。
が
たまに
そんな達人と出会う事があります
どんなトラブルでも
動ずる事無く
冷静に処理する
そんな姿を見ると
こちらとしては本当に頭が下がります。
このような人格者は
人が寄ってきますから
会社では大抵出世しますよね。
昔そんな典型的なタイプの銀行マンとお付き合いした事があります。
私より10歳位年上で
当時副支店長でした。
バブル崩壊のゴタゴタで
毎日のようにトラブルの処理に追われてましたが
いつも穏やかな顔で
怒鳴り散らかす相手を
子供をあやすように諭していました。
が
ある時
その支店長さん
突然地方に飛ばされました。
飛ばされた理由は
ケンカです。
なんとその穏やかな方が
お客様とケンカしたのです。
しかも一発ボコッと
殴ってしまったそうです。
本当にもったいない話です。
自分の感情を抑えて
長い間頑張り
そして順調に出世したのに
たった一度の感情の爆発で
それまでの努力が
全て水泡に帰すのです。
この銀行マンの感情が爆発したのはお酒です。
つまり
債権者が経営する飲食店で
お酒をごちそうになり
酔っぱらった状態で
債権回収の話に入ったため
怒鳴り合いになった訳です。
つまり
一杯の酒で
前頭葉のタガが緩み
自分の感情が抑えられなくなった訳です。
長くなりますね
続きがあります
また明