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群れる人間が嫌いな理由

2012年09月18日 | 世間一般

中国の反日デモ 
 
すごかったですね 
 
多分日本政府も中国政府も予想してなかった規模でしょうね。 
 
でも今回のデモ 
 
私たちが映像で見慣れたデモとは明らかに違いましたね。 
 
具体的に言えば 
 
その大半は 
 
10代後半から20代前半の若者たちです。 
 
高校を卒業したばっかりって感じの子がたくさんいました。 
 
どうやら日本に対する怒りと 
 
若者が集団で騒ぎたがる本能がゴチャゴチャになってるって感じです。 
 
多分破壊行為をした若者たちは 
 
普段は大人しい普通の若者ですよね。 
 
 
この善良な人たちが 
 
暴徒となる恐ろしい現象 
 
実は私自身が大学生の時に直接体験した事があります。 
 
私が大学に入学した時は 
 
もう大学紛争は過去の出来事で 
 
イデオロギー的な活動をする生徒はごく僅かでした。 
 
そんな中 
 
大学から授業料値上げの通知があり 
 
自治会が反対運動を起こしました。 
 
がその自治会はある政党の青年部が牛耳っていましたので 
 
私たち一般の学生はほとんどその運動には加わりませんでした。 
 
無関心の学生の前で 
 
拡声器で授業料値上げを訴える姿は 
 
早足で駅に向かうサラリマンに 
 
淋しく演説をする市会議員によく似ていました。 
 
が 
 
ある日 
 
その政治に無関心のはずの一般生徒が 
 
突如暴徒化したのです。 
 
あれは今でも強烈なシーンでした。 
 
きっかけは 
 
授業料値上げに強烈に反対してる左翼系の学生が 
 
学長室に直談判に行った事でした。 
 
これ自体は問題がありませんが 
 
その時大学側は 
 
警察に機動隊の出動を要請したのです。 
 
で 
 
すぐに機動隊が装甲車3台に分乗してやってきました。 
 
学長室に押し寄せた学生は10人足らずなので 
 
十分な人員だった 
 
ハズです・・ 
 
 
が 
 
この時 
 
それまで無関心だった学生が 
 
一斉に豹変しました。 
 
かわいい子ウサギが 
 
一気にオオカミの集団になった 
 
そんな感じです。 
 
しかもそのオオカミは1000人はいるかと思われるほど 
 
大きな集団です。 
 
 
つまり 
 
学内の事に 
 
機動隊が繰り出す 
 
この理不尽にシーンに 
 
学生が一気に怒り狂ったのです。 
 
どんな風になったかと言うと 
 
装甲車は全部ひっくり返し 
 
機動隊員は殴られて逃げ惑う 
 
そして 
 
逃げ遅れた機動隊員はつるし上げ 
 
そんな暴動に発展したのです。 
 
こないだの中国の反日デモを見ていて 
 
まさにあの時と同じ場面です。 
 
 
この時 
 
私は集団心理の恐ろしさを 
 
始めて体験しました。 
 
一人一人は大人しく良識的でも 
 
集団になると 
 
興奮して 
 
皆冷静さを失うのです。 
 
実際あの時装甲車をひっくり返した人の中には 
 
その後 
 
裁判官になった人や検察官になった人がたくさんいるはずです。 
 
中国で暴動を起こした若者たちも 
 
いずれ時が過ぎれば 
 
教師になったり 
 
警察官になったり 
 
そんな人が多いと思います。 
 
同じ若者が起こす暴動でも 
 
暴走族やなんかとは根本的に違うのです。 
 
 
まぁとにかく 
 
日頃善良な人間でも 
 
集団になると 
 
コントロールできないほど凶暴になったり 
 
残酷になったり 
 
これが人間だって事 
 
しっかり一人一人が頭に叩き込み 
 
そうならないように 
 
注意するべきですね。 
 
 
私自身は 
 
地域の自治会の説明会やなんかでは 
 
極力 
 
集団ヒステリーを意識して 
 
そうならないように気をつけるようにしています。 
 
 
まあいずれにしても 
 
私たち人間は 
 
大勢が集まり 
 
強い力を手に入れると 
 
傲慢になり 
 
威圧的になり 
 
暴力的になり 
 
そんな情けない生き物です。 
 
暴走族も○クザも 
 
あるいは一人でいると善良な市民たちも 
 
その本質は 
 
すべて一緒だって事です。 
 
神から特別に選ばれた 
 
なんて 
 
とても言えるシロものではありません

コメント
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