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人間の脳は錯覚でできてるそうです

2012年09月07日 | 人生一般

昔の手品は 
 
ハンカチが鳩になったり 
 
ステッキが花になったり 
 
なんて感じでしたが 
 
それでも十分驚きましたよね。 
 
しかし今は 
 
まぁその進歩に驚きますよね。 
 
Mrマリックとかセロとか 
 
魔法使いって感じです。 
 
人間でありながら 
 
ここまで人間の脳をダマす 
 
まぁ見事です。 
 
 
しかしよく考えれば 
 
人間の脳は元々かなり不完全ですよね。 
 
何もマジックに限らず 
 
日々の生活でも錯覚だらけです。 
 
私はこないだ 
 
酔っぱらってタクシーに乗って 
 
家について 
 
お金を払おうとしたら 
 
財布がないのに気づき 
 
あわてて支払をした居酒屋に戻り 
 
 
“さっきサイフを忘れたんですが” 
 
どんなサイフですか? 
 
黒です 
 
今手に持ってるヤツじゃないんですか? 
 
あっ! 
 
 
まあ恥ずかしかったです。 
 
一気に顔が真っ赤になりました。 
 
この話を読んで笑ってるアナタ 
 
笑ってる場合じゃありませんよ 
 
世の中そんな話ばかりです。 
 
こないだも 
 
ゴルフ仲間が 
 
カートの中で 
 
ピッチングを忘れた 
 
 
なんて大声で叫びましたが 
 
右手にはその忘れたピッチングが握られてましたからね 
 
誰でも同じです。 
 
これが人間なんです。 
 
で 
 
この不完全な人間の脳 
 
これによって私たちは 
 
日々の現象や自我を認識してる訳です。 
 
て事は 
 
ある意味事実はどうでも良い訳です。 
 
どう思うかが大切だって事です。 
 
私の父が 
 
老人介護施設に入り 
 
少し認知症が入ってる時に訪ねた事があります。 
 
すると 
 
ベッドに横たわって今日は疲れたと言いました。 
 
理由を聞くと 
 
さっきまで母親が見舞いに来て 
 
話好きだから2時間以上も付き合って 
 
ほとほと疲れたと言ってました。 
 
父の言う母親とは 
 
私が高校2年生の時に亡くなった 
 
私の祖母の事です。 
 
つまり 
 
40年近く前に亡くなった母親が見舞いに来た訳です。 
 
で 
 
その時にどんな話をしたか 
 
詳しく話してくれましたが 
 
これが 
 
まあ見事に祖母が語りそうな話ばかりです。 
 
で 
 
この話を聞いて思った訳です。 
 
祖母は間違いなく来たんだと。 
 
この世の出来事は 
 
父親の脳で判断する訳ですから 
 
そこまで明確に祖母が訪ねてきたと言うのであれば 
 
父親にとっては本当に訪ねてきたのと 
 
そこには何の差もないって事です。 
 
 
事実はどうであれ 
 
自分の脳が 
 
どのように判断してるか 
 
これが日々の生活では大切なんです。 
 
 
しかしこの不完全な人間の脳 
 
この事を理解して生きるのと 
 
そうでないのは大違いですよね 
 
自分で見聞きしたものは全て正しい 
 
なんて思ってると 
 
まだまだ未熟者です。 
 
むしろ 
 
私たちが見聞きしてる事の大半は不正確です。 
 
このあいまいな人間の世界 
 
これを理解せず 
 
すべて白黒ハッキリつけたい 
 
なんて考えてる人 
 
特に男性に多いですが 
 
大きな欠点ですよね。 
 
そんな人たちは 
 
よく常識って言葉を口にします。 
 
て事は 
 
この常識のあいまさも理解できてないって事です。 
 
 
とにかく 
 
人間の脳そのものが曖昧ですから 
 
この曖昧さを受け入れる人生と 
 
そうでないのでは 
 
大きく人生の質が違ってきます。 
 
 
自分では正義感が強いとか 
 
曲がった事は許せない 
 
とか思ってるのに 
 
人が寄り付かない事に悩んでませんか? 
 
 
もしそうだとしたら 
 
正義も良心も 
 
人間の都合で人間が作ったものだって事 
 
これを理解した方が良いですよ 
 
そうすれば 
 
少し 
 
人生が好転します。 
 
 
私がそうでしたから 

コメント
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