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世につられ言葉が出来・・言葉につられ世ができる

2012年09月11日 | 世間一般
よく殺人事件の報道に 
 
犯人が捕まって供述した内容が載ります。 
 
その中によくあるのが 
 
“殺すつもりは無かったが死んでも構わないと思った” 
 
なんて動機です。 
 
これを読んで 
 
違和感を覚える人は多いですよね。 
 
修羅場で 
 
いちいち 
 
“死んでも構わない”とかそんな事考えないですよね。 
 
そんな余裕はないはずです。 
 
にも関わらす 
 
そんな不自然が供述が出てくるのは 
 
検察官の都合です。 
 
具体的に言えば 
 
“未必の故意” 
 
この法律用語に沿って 
 
事件を組み立てるから 
 
こんな不自然な供述となるのです。 
 
しかし 
 
一般の人が見れば不自然ですが 
 
法曹の世界では常識となります。 
 
なんせこんな供述に違和感がないから 
 
どんどん出てくるのでしょうから・・ 
 
 
この使う言葉によって 
 
その世界の常識が出来上がる 
 
ある意味世の中そんな話ばかりですよね。 
 
先日取引のない銀行で必要に迫れ 
 
久しぶりに新規の口座を作りましたが 
 
最近はやりの“本人確認” 
 
これがエスカレートして 
 
大変な事になってますよね。 
 
たかが新規口座を作るだけなのに 
 
応接間に通されて 
 
会社の謄本やら私個人の免許証やら提出させられて 
 
それで終わりかと思いきや 
 
今度は 
 
口座の開設目的をあれやこれやと聞いてきます。 
 
まるで警察の尋問です。 
 
で 
 
最後 
 
“審査に入りますので最大1週間かかります” 
 
ですって 
 
いつの間にか 
 
新規口座の開設は 
 
アパートの入居審査より厳しくなってる訳です。 
 
で 
 
私聞いた訳です 
 
何で口座開設でそんなに厳しいの? 
 
本人確認が義務づけられましたから・・ 
 
 
だそうです 
 
つまり 
 
本人確認って言葉 
 
ひとり歩きして 
 
世間の常識の本人確認と 
 
銀行の常識がかけ離れてしまってる訳です。 
 
 
この言葉による 
 
世間の常識とその世界の常識のかい離 
 
お役所ではよく見かけますよね。 
 
役人の皆さんは大真面目ですが 
 
私たちから見れば 
 
まるで漫才 
 
なんてやりとりが時々あります。 
 
 
その中でも極め付けが 
 
“本人提出” 
 
私がある書類を郵送で送ったら 
 
役所の担当者から連絡がありました。 
 
 
いただいた書類は郵送では受け取れません。 
 
ではどうすれば? 
 
一旦お返ししますので受け取りにきて下さい。 
 
受け取ってどうするの? 
 
その受け取った書類を直接提出してください。 
 
誰から受け取るの? 
 
私が持ってます。 
 
その受けと取った書類はどこに提出するの 
 
そのまま私に提出してください。 
 
 
まぁこの話 
 
このアホらしさをいくら話しても 
 
この真面目な公務員の方は理解できませんでしたね。 
 
で 
 
都知事に直訴したら 
 
さすがに理解いただいて 
 
そんなお笑いみたいな行為はせずにすみましたが 
 
これも 
 
役所では常識なんですよね。 
 
 
まぁ他の業界はともかく 
 
私たちに世界でも 
 
業界用語に引きずられて 
 
世間の常識からかけ離れてる事 
 
たくさんありますよね。 
 
例えば・・ 
 
 
おっといけない 
 
長くなります 
 
続きは 
 
また後日
コメント
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