学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

雅楽の授業

2015年06月20日 | 音楽の愉しみ
地元の小学校から雅楽の演奏依頼を受けることがあります。
「未熟な演奏で申し訳ないなぁ」という気はするのですが、声をかけていただいた縁を大切にし、最善を尽くすようにしています。
昨年度は2校を訪問し、6年生の音楽の授業(雅楽について学ぶ特別授業)に参加する機会に恵まれました。

授業では子どもたちに、すぐ目の前で生の演奏を聴いてもらい、実際に雅楽の楽器を手に取って音を出してもらいます。
子どもたちにとっては、まさに参加・体験型の授業です。
特に「楽器体験コーナー」では、生まれて初めてチャレンジする雅楽の楽器に四苦八苦している子もいれば、あっという間にコツをつかみ、涼しい顔でメロディーまで奏でてしまう子もいたり…。
僕にとっても、ものすごくワクワクする時間です。

雅楽についての先生の説明を聞き、教科書に載っている写真を見ながら『越天楽』をCDで聴いて学ぶ。
それだけでは得られない何かを、たとえほんの少しでも子どもたちに届けられたらいいな。
毎回そんな気持ちで臨んでいます。

先日、昨年もお世話になったある小学校の音楽の先生から「今年もよろしくお願いします!」との連絡をいただきました。本当に有難いことです。
前回の記事「Diversity」の中で「文化的多様性」についても触れましたが、この雅楽の授業が、子どもたちがさまざまな伝統文化に目を向けるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

(下の写真は昨年度の授業の様子です。)

龍笛、篳篥、笙、鉦鼓、太鼓、箏の6人での演奏です。


僕が担当する楽器「笙」について説明しているところです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Diversity | トップ | 中国語検定を受験します! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽の愉しみ」カテゴリの最新記事