学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

Diversity

2015年06月16日 | 英語学習
前回の記事では、「driving force」という表現を取り上げ、例文をいくつか挙げましたが、実はもうひとつ、とっておきの例文があります。(^^)
NHKラジオ「入門ビジネス英語」の Lesson 19 で、スキットに出てくる文章とはまた別の「driving force」の使用例として紹介されていたものです。

* Diversity will be an important driving force for our future success.
 (従業員の)多様性は、わが社の将来の成功にとって重要な原動力となるでしょう。

キーワードは「diversity」です。
一般的には「多様性」と訳される単語ですが、テキストでは「diversity: 年齢、性別、国籍などの違いを受け入れ、認め、活かしていくこと」と説明されています。
つまり「さまざまなタイプの人材が集まり、それぞれが自分の持つ能力を最大限に活かすことのできるような環境作りが、企業の成長・発展には必要不可欠だ」という意味ですよね。
民族的・文化的に、同質性が高いと言われる日本の社会においても、「ダイバーシティ(diversity)」の推進に取り組む企業が増えているようです。

この「ダイバーシティが成功のカギを握る」という状況は、ビジネスシーンだけにとどまらず、さまざまな集団、組織、コミュニティに当てはまると思います。
究極の例を挙げるとすれば、それは「地球コミュニティ」でしょう。
「地球コミュニティ」は、民族的多様性(ethnic diversity)、文化的多様性(cultural diversity)、宗教的多様性(religious diversity)など、あらゆる面での多様性を内包しています。
地球上のすべての国が、それぞれの持つ能力や特性を活かして、「地球コミュニティ」の発展に貢献できるような枠組みを強化することこそ、混沌としたこの時代に求められる最も大切な取り組みではないでしょうか。

「君ってすごいなあ。そんなことができるの?」
「君こそ本当にすごいよ。それ、僕にも教えてくれる?」
国と国が、そんなふうにお互いを認め合い、助け合いながら、つながっていけたらいいですね。

さあ、今回も仕上げは自己表現練習です。

* 多様性を受け入れ、認め、活かすことは、平和で安定した国際社会を実現するための最も重要な原動力だ。
 → Diversity is the most important driving force for realizing a peaceful and secure international community.

* 多様性の中の調和 → harmony in diversity / unity in diversity
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