学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

英語の勉強方法(5)

2015年01月20日 | 英語学習
5、辞書と友達になろう!

ぜひ紙の辞書を使ってください。
紙の辞書の利点は、何といっても見出し語の項目全体を見渡せる視認性の良さです。
多少時間はかかっても、用例(その単語が実際に使われている例文、フレーズなど)を確認しながら、必ずその単語の説明全体に目を通し、最適と思われる訳語が見つかるまで粘ってください。
「あった!これだ!」という項目にたどり着いたら、赤鉛筆で線を引き、重要なポイントをノートに写しておきます。
こういう一連の作業を繰り返すことによって、その言葉が印象深く頭に刻まれていくのではないでしょうか。
電子辞書でサッと検索して、いくつかある訳語の中から適当に(いい加減に)どれか一つ訳語を選んで「ハイ、終わり」では、英語の力がつくはずはありません。
紙の辞書を使いこなせるようになってから、(中学・高校の間は紙の辞書だけで十分だと思いますが、)必要に応じて電子辞書も併用するようにすればいいと思います。



例えば、You've got to be more patient with small children. という文の中の patient という単語の意味を調べる場合、辞書で patient を引き、「意味は‘患者’、発音はおそらく‘パティエント’で大丈夫。ハイ、終わり!」ではちょっと困ります。

まずは、You've got to... の文と一番よく似たタイプの英文を探し出してください。すると、You must be patient with a baby. (赤ん坊には辛坊強く接しなさい)という文が見つかります。
ここで初めて「この場合は名詞の‘患者’ではなく、形容詞の‘がまん強い、辛坊強い’という意味だな」と確認できるのです。
念のため発音もチェックすると、‘パティエント’ではなく‘ペイシェント’であることがわかります。

辞書をていねいに引く習慣を身につけてください。
辞書は、英語の世界を旅する私たちのナビゲーターであり、信頼できる友人のような存在なのです。
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