先々週の幼稚園でのコンサートに続き、雅楽の仲間とともに、先週は桑名市内のS小学校を訪れました。
6月20日の記事「雅楽の授業」で書いたように、以前から依頼を受けていた「雅楽について学ぶ特別授業」を行うためです。
6年生の音楽の授業で、テーマは「雅楽ってどんな音楽?~日本の伝統音楽について学ぼう」。
内容は次の通りです。
* * * * *
1、演奏「陪臚(ばいろ)」
2、楽器紹介
3、演奏「平調(ひょうじょう)・越天楽(えてんらく)」
4、楽器体験コーナー
* * * * *
1~4の中でいちばん大切にしているのは、「楽器体験コーナー」です。
やはり「百聞は一見に如かず」ですよね。
実際に見て、触って、吹いてみる。
これに勝るものはありません。
僕が担当するのは「笙」ですが、初めてこの楽器を手にする子どもたちにとっては、指の使い方がかなり難しいようです。
そこで、分かりやすく絵で示したり、楽器にシールを貼るなどして工夫しています。
授業後の休み時間に、何人かが音楽室に残って、プリントに授業の感想を記入していました。
その中に、楽器体験のときに音楽的センスの良さを発揮し、「すばらしい~!」と褒めてあげた女の子がいたので、声をかけてみました。
「『笙が上手だとほめられた』って書いたらどう?」
すると彼女は、人懐っこい笑顔で「うんうん」とうなずきながら、元気いっぱいの文字でこう書きました。
「笙の先生にほめられて、とてもうれしかった」
いやいや、僕のほうこそ、ホントに楽しかったです。
「笙」にチャレンジしてくれて、どうもありがとう! (*^^)v
6月20日の記事「雅楽の授業」で書いたように、以前から依頼を受けていた「雅楽について学ぶ特別授業」を行うためです。
6年生の音楽の授業で、テーマは「雅楽ってどんな音楽?~日本の伝統音楽について学ぼう」。
内容は次の通りです。
* * * * *
1、演奏「陪臚(ばいろ)」
オープニングとして、いきなり演奏。まずは生の雅楽の音を聴いてもらう。
2、楽器紹介
*雅楽の歴史を簡単に説明する。
*篳篥・笙・龍笛の三管を中心に説明。それぞれの楽器の単独での音を聴いてもらう。
*篳篥・笙・龍笛の三管を中心に説明。それぞれの楽器の単独での音を聴いてもらう。
篳篥…「人間の声」→「地の音」
笙…「天から差し込む光」→「天の音」
龍笛…「龍の鳴き声」→「空の音」
笙…「天から差し込む光」→「天の音」
龍笛…「龍の鳴き声」→「空の音」
*練習方法の紹介。
3、演奏「平調(ひょうじょう)・越天楽(えてんらく)」
雅楽の代表的な曲を聴いてもらう。(授業で習った「越天楽今様」を思い出しながら)
4、楽器体験コーナー
実際に楽器に触れてもらう。音を出してもらう。
* * * * *
1~4の中でいちばん大切にしているのは、「楽器体験コーナー」です。
やはり「百聞は一見に如かず」ですよね。
実際に見て、触って、吹いてみる。
これに勝るものはありません。
僕が担当するのは「笙」ですが、初めてこの楽器を手にする子どもたちにとっては、指の使い方がかなり難しいようです。
そこで、分かりやすく絵で示したり、楽器にシールを貼るなどして工夫しています。
授業後の休み時間に、何人かが音楽室に残って、プリントに授業の感想を記入していました。
その中に、楽器体験のときに音楽的センスの良さを発揮し、「すばらしい~!」と褒めてあげた女の子がいたので、声をかけてみました。
「『笙が上手だとほめられた』って書いたらどう?」
すると彼女は、人懐っこい笑顔で「うんうん」とうなずきながら、元気いっぱいの文字でこう書きました。
「笙の先生にほめられて、とてもうれしかった」
いやいや、僕のほうこそ、ホントに楽しかったです。
「笙」にチャレンジしてくれて、どうもありがとう! (*^^)v
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