窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

横浜商科大学でお話しさせていただきました

2017年11月27日 | リサイクル(しごと)の話


  去る11月22日、横浜商科大学の「中小企業の海外進出」という講座にて、僕と社員2名がお話しさせていただきました。38名の大学3年生からなる講座です。



  当社はフィリピン・スービック自由貿易特区に繊維リサイクルの製造工場があり、来年で開設20年になります。我々の事業は恐らく学生さんにとっては全くなじみのない世界。中小企業の海外進出事例と言っても特殊な事例と思われましたので、まずは繊維リサイクルの概要からお話しさせていただきました。その上で、フィリピンへ進出した背景、スービック自由貿易特区の環境、海外工場の事業内容および当社における位置づけ、日本人スタッフの役割、そして当社が海外へ赴任するスタッフに求めているもの等についてお話しさせていただきました。学生さんにとっては初めて聞く話だったと思われますので、ついていくだけでも大変だったのではないかと思います。



  続いて、当社の社員より。一人目は実際にスービックに赴任しているスタッフ。彼は横浜商科大学の卒業生でもあります。学生時代の話から始まり、当社に入った経緯、当社でのキャリア、そして海外へ赴任することになった経緯と実際に勤務しての状況などをお伝えしました。学生さんから見れば、既に我々は親子ほども年の離れた初めて会う社会人。そんな中でOBであるということは、やはり学生さんにとって身近に感じられるようで、講義後の振り返りシートでは「自信になった」という声が多く聞かれました。それだけでも、我々としてはお話しさせていただいた甲斐があったと嬉しく思います。



  二人目は学生さんとしては気になる採用の話に絡んで、当社総務部の社員から。勤続20年になる彼もやはり入社前の話から、入社後何を感じ何を考えながらキャリアを経てきたか熱のこもった話をしてくれました。今のおじさんたちも、昔は同じ学生だった時代があり、やっていることも考えていることもそう変わりはないのだということを少しでも感じていただけたら嬉しいです。

  講師の先生からは「機会が得られれば、来年もぜひやりたい」との言葉を頂戴しました。我々としても今回の経験を踏まえ、当社の魅力を少しでも分かりやすくお伝えできるよう、さらに工夫したいと思います。
 
  貴重な機会をありがとうございました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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