窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

地産地消のお店、その①-郷土料理味治(秋田)

2024年06月24日 | 食べ歩きデータベース

 地元食材にこだわったお店を2日続けてご紹介します。1軒目は、昨年11月23日にお邪魔した、秋田市の「郷土料理味治」さん。秋田2日目のこの日は、夜になって急な雷雨に見舞われました。ところが、祝日の18時ごろだったにもかかわらず、どこの居酒屋も満員。飲食店が立ち並ぶ大町をうろうろした末、外観から少し敷居が高いように見えた、こちらのお店に入りました。雨に濡れましたが、結果ここで本当に良かったです。



 地元の食材をふんだんに使った割烹料理。冒頭の刺身盛り合わせを見てもそれは分かります。実はこの日、この店に来る前に時間潰しのため焼肉屋にも寄った関係で、頼んだものはそれほど多くありません。まずお通しはブリ大根。



 初めて食べましたが、これは熊の煮込みです。熊は臭みがあると聞いていたのですが、そんなことはなく、思いの外柔らかく美味しかったです。たくさん食べるものでもないと思いますが。



 比内地鶏の串焼き。



 こちらは旬の天然金茸の天婦羅です。香りがよく、とても旨味があって美味しかったです。



 鍋は前日がきりたんぼだったので、「しょっつる鍋」にしました。「しょっつる」というのは、ハタハタの塩漬けを発酵させた魚醤だそうです。魚醤と聞くとクセがありそう気がしますが、さっぱりとして出汁の旨味の効いた、温まるお鍋でした。野菜やきのこもたっぷりです。

 今後秋田に行く機会があるか分かりませんが、「だまっこ鍋」というのも食べてみたいです。

郷土料理 味治



秋田県秋田市大町5-2-7



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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