窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

地産地消のお店、その②-安兵衛(郡山)

2024年06月25日 | リサイクル(しごと)の話


 (昨日の続き)翌11月24日は福島県郡山市へ移動し、福島食材のメニュー(もちろんお酒も)が豊富な「安兵衛」さんへ行きました。まず、お通しが中通りの郷土料理「いかにんじん」。その名の通り、スルメイカと細切りにしたニンジンを醤油、みりんなどで味付けしたものです。



 ジャンボなめこ天ぷら。こんな大きななめこ、初めて見ました。大きなきのこだと、大雑把な味がしそうですが、なんの、肉厚で歯ごたえがあり、旨味もたっぷり。これは美味しいです。



 人気メニュー、山芋とチーズの「ビンビン焼き」。ビンビン焼きの発祥自体は福島ではないようですが(大阪?)、まさに居酒屋のためのメニュー。



 福島県三春町、愛(めご)にんにく(芽子にんにく)の天婦羅。普通のニンニクのような強烈な臭みがない上、天ぷらにして熱を通しているので、百合根のようにほくほくと美味しく食べられます。



 阿久津曲りねぎ焼き。郡山市のHPによれば、阿久津地区は粘土質で作土が薄いため、夏にネギを一度抜き、斜めに植え替える(「やとい」)のだそうです。その結果、曲がったネギが出来上がりました。うまみ成分が豊富で普通の長ネギより糖度が高いため、シンプルに焼いて塩だけでいただきます。確かに、甘いです。

 

 会津鶏の串焼き。左から、モモ、つくね、皮、レバー。メニューにあるのを一通り頼みました。

 

 以前、郡山にある鯉料理の専門店、「正月荘」をご紹介しましたが、そこでもお話ししたように、かつて郡山では冬場の貴重な蛋白源として、鯉の養殖が盛んでした(現在でも生産量日本一)。郡山と言えば、ということで鯉の刺身(上)と唐揚げポン酢(下)。イメージと違い泥臭さは全くなく、むしろ淡白で上品な味です。



 最後は、福島食材ぜいたくピザ。小ぶりのピザですが、きのこがゴロゴロのっていて嬉しい。

 郡山に来たときの定番にしたくなるお店です。

居酒屋 安兵衛

福島県郡山市大町1-3-12



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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