窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

カウテレビジョン様創業20周年に出席させていただきました

2024年05月29日 | リサイクル(しごと)の話


 5月27日、ホテルオークラ福岡にて、日ごろお世話になっている株式会社カウテレビジョン様の創業20周年感謝の集いにお招きいただきました。弊社のHPに掲載されている様々な動画を作成していただいた企業様です(動画もぜひご覧いただけたら幸いです)。



 総勢290名弱の方々が集い、大変な盛況でした。



 この日のために、社員(同社では「クルー」と呼んでおられますが)のみなさんが昨年9月から仕事の合間を縫って準備を進めてこられたそうです。以前、同社の四半期総会に参加させていただいたことがありますが、日ごろからみんなで仕事を作り上げていくという文化を感じます。

 開会と閉会にあたっての髙橋社長のお話では、創業に至るまでの経緯や想い、その後の目まぐるしく変わる環境の荒波に揉まれながらも、進むべき方向を見失わず、むしろその波を自分のものとしていった様々なエピソードが語られました。そして、クルーの皆さん一人一人にもストーリーがありました。一人一人のストーリーがフラクタルな構造をなして会社全体のストーリーを作り上げている、そんな企業だと感じます。



 そして強く印象付けられたのは、「偶然を偶然としない」会社であること。一言でいえば「ご縁を大切にする」ということですが、ご来賓で挨拶された、福岡の名だたる企業の社長様との繋がりもご縁なら、



素敵な演奏を聴かせていただいたヴァイオリニスト竜馬さんとの繋がりもご縁。この会場におられる皆さんが全てご縁で結びつき、一つの空間を作り上げていました。因みに僕もたまたま横浜育ちなのに在京福岡県人会に顔を出していたことから福岡の会社である同社とご縁を頂き、今日に至っています。

 「ご縁」というのは、偶然の出会いを偶然でやり過ごさない人のところに生まれ、またそういう人のところに新たなご縁が舞い込んでくるのだと思います。したがって、どの方のお話を伺っても、そこには必ず出会いと現在に至るまでのエピソードがあります。これがここにいる300人近い人たち全員にあるとすれば、これはなかなかないことなのではないでしょうか?



 採用動画を作成し、著しい成果を挙げた企業者様や、同社が企画するインターンに取り組んで学生ともども良い成果をもたらした企業様への表彰もありました。



 因みに、僕も同社が企画する、学生と企業経営者をオンラインで結ぶ大学の公式ゼミ、「DXゼミ」の最多参加者ということで賞をいただきました(写真撮って下さった方、ありがとうございます)。僕の仕事では学生さんの生の声を聴くことができることはそう多くありませんし、様々な業種の中小企業経営者の皆様からお話を伺える貴重な機会ですのでせっせと参加していただけなのですが、まさか呼ばれるとは思わず恐縮です。

 弊社も今年創業90周年を迎えるので、会そのものも含め、大変勉強になりました。非常に若くて元気な会社ですので、今後ますますのご発展をお祈りしております。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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